KINCHANの Without lens cap

中部国際空港、県営名古屋空港を拠点に航空機等を追いかける高校生がお送りするひこーきブログ。飛行機、空港、航空会社等のネタを中心にたまに旅行記や雑学ネタ等も。はてなスターをつけていただけると励みになります。読者登録も大歓迎。随時相互リンク受け付けています。ご意見、ご要望、ご質問、ご提案などはお気軽にコメント又はメールへ。kinchanrjggrjna@yahoo.co.jp

【ANA】B787国際線機材でのNH338/NH339乗り入れ終了

こんばんは^^

 

今日、朝7:45発のNH339をもってANA Boeing787-8国際線機材でのセントレア乗り入れが終了しました。

今月11日着便から始まった今回の投入。

筆者も搭乗しただけに今夜からが少し寂しく感じます。

今夜から、この便には暫くの間はB767-300ERが投入され、以降引退が進むB737-500、新造機A320neoなどが投入される予定です。

 

NH338/NH339へのB787-8投入終了

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投入機材の機体番号一覧

今回のB787-8投入の機体番号をまとめてみました。

以下の日付はすべてNH339運航日です。

NH338は表示されている日付+1です。

 

1/11 JA803A
1/12 JA878A
1/13 JA803A
1/14 JA835A
1/16 JA807A
1/17 JA819A
1/18 JA815A
1/19 JA831A
1/20 JA815A
1/21 JA832A
1/22 JA840A
1/23 JA832A
1/24 JA827A
1/25 JA834A
1/26 JA804A
1/27 JA813A
1/28 JA838A
1/29 JA808A
1/30 JA838A

 

いくつか補足をしたいと思います。

1.1/15のNH338,NH339は中部国際空港大雪のため欠航となりました。

2.1/16のNH338は1/14のNH339で飛来したJA835Aで運航されました。

3.1/17のNH339,1/18のNH338は機材繰りのためJA819A(国内線仕様)で運航されました。

4.1/24のNH339,1/25のNH338は機材繰りのためJA827A(国際線長距離仕様)で運航されました。

5.1/27のNH339,1/28のNH338は機材繰りのためJA813A(国際線長距離仕様)で運航されました。

 

NH338/NH339に関する記事

NH338/NH339に関する記事の一覧です。

 

投入に関する紹介の記事はこちら。

kinchanrjgg.hatenablog.jp

 

搭乗日当日の簡単な日記記事はこちら。

kinchanrjgg.hatenablog.jp

 

NH338搭乗前に起こったトラブルの記事はこちら。

kinchanrjgg.hatenablog.jp

 

NH338搭乗記はこちら。

kinchanrjgg.hatenablog.jp

 

NH339搭乗の際に友人に仕掛けられたサプライズに関する記事はこちら。(外部ページに飛びます。)

enjoy-flying.hatenablog.com

 

 

NH339搭乗記はこちら。

kinchanrjgg.hatenablog.jp

 

 

 

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【エアアジア・ジャパン】進捗状況

こんばんは^ ^

今日はエアアジア・ジャパンの進捗状況を、筆者のわかる範囲でお伝えしたいと思います。

エアアジア・ジャパン、就航はいつ???

エアアジア・ジャパンによる発表

今日、エアアジア・ジャパンより就航予定時期の見直しについて発表がありました。

就航の延期発表はこれで4回目。
昨年9月末の発表では、中部=新千歳路線を2017年初旬中部=台北桃園路線を2017年春頃としていましたが、これを延期するとのこと。
具体的な就航時期の発表はされませんでした。


新旧エアアジア・ジャパンの違い

「エアアジア・ジャパンって前にもなかったっけ?」とお思いの方、いませんか?
実は、エアアジア・ジャパンという航空会社は過去にも存在しました。

ですが、当時のエアアジア・ジャパンと現在運航準備が進められているエアアジア・ジャパンは、社名は同じですが別の存在となります。

 

かつて存在したエアアジア・ジャパンは、マレーシアのエアアジアとANAが提携し、2011年8月に2011年設立、2012年8月に運航開始しました。

その後2013年に提携解消、エアアジア・ジャパンはANAの下でバニラ・エアへと生まれ変わりました。

 

現在運航準備を進めているエアアジア・ジャパンは、本家エアアジアの子会社。

2014年3月に中部国際空港内に準備会社である"AAJR株式会社"を設立。

5月にはエアアジア・ジャパン株式会社に社名変更しました。

かつての機材はすべてエアアジアグループ側に渡っている為、エアアジア・ジャパンとして新規発注。

生まれ変わったバニラ・エアへは、エアアジア・ジャパン用にリース発注していた機体が導入されました。(2017/06/04訂正・加筆)

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初号機であるJA01DJは2015年10月16日に、2号機であるJA02DJは2016年5月5日に到着しています。

筆者が確認している現状

上でお伝えした通り、既にエアアジア・ジャパンの拠点空港となる中部国際空港には2機のA320-200型機(JA01DJ、JA02DJ)が到着済。
この2機は現在訓練飛行を行っています。
訓練飛行は中部=仙台間過去に計画されていた路線であるものの、計画中止により訓練もこの路線を撤退)、中部=新千歳間を中心に実施。
また、今日は新たに中部=関空間で訓練飛行を行った模様です。

 

さらに、中部国際空港には既にエアアジア・ジャパンのカウンターが設置済。
昨日そちらの様子を見てきたので少しご紹介したいと思います。

 

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 こちらが設置されているエアアジア・ジャパンのカウンター。

場所は国内線チェックインカウンターP保安検査場側にあります。

 

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 ロープ部にもちゃんとAirAsiaの文字がありました。

 

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カウンターの上部。

今すぐにでも手続きができそうな感じでした(笑)

 

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 預け荷物の量りも既に準備済み。

 

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 運航開始していないものの、某社の某製品に関する対策はしっかりとしてある模様。

 

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 自動チェックイン機も2台設置済み。

梱包材でくるまれていました。

 

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 画面もちゃんと表示。

「スクリーンにタッチしてください!」と書いてあったのでタッチしたかったですが...

もちろんしていません。

最後に

今回4度目の延期を発表したエアアジア・ジャパン。

筆者自身はかつてのエアアジア・ジャパンに搭乗した経験もあるうえ、中部国際空港を拠点に行われている訓練を見守り続けているだけに今後の発展を祈るばかりです。

機体側面に描かれている「Now Everyone Can Fly」

その言葉通り、エアアジア・ジャパンは運航を開始できると信じています。

 

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【APN】審査合格写真報告

こんばんは^^

今日はAPNに合格した写真をご紹介したいと思います。

5枚投げて受かったのは3枚...

落ちた2枚はシャープネスが足りなかったようですΣ( ̄ロ ̄lll)

 

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2017/1/14
Registration: VT-ANO
Airline: Air India
Aircraft: Boeing B787-8
Location: Tokyo Narita Int'l Airport - RJAA/NRT

 

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2017/1/14
Registration: B-6102
Airline: Air China
Aircraft: Airbus B330-343
Location: Tokyo Narita Int'l Airport - RJAA/NRT

 

f:id:kinchanrjgg:20170129115335j:plain

2017/1/14
Registration: SP-LRE
Airline: LOT Polish Airlines
Aircraft: Boeing B787-8
Location: Tokyo Narita Int'l Airport - RJAA/NRT

 

成田の写真、面倒くさがってほとんど投稿していないので時間があるときにまた投稿したいと思います(笑)

 

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【関西国際空港】第2ターミナル拡張エリア開業

こんばんは^^

今回は、今日から拡張された関西国際空港第2ターミナルについてご紹介したいと思います。

 

関西国際空港第2ターミナル拡張エリア開業

 

今日、関西国際空港第2ターミナル拡張エリアが運用開始しました。

関西国際空港第2ターミナルは2012年10月28日に開業。

以降、Peach専用ターミナルとして運用をしてきました。

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さて、かつてより存在した第2ターミナルからどのように変わったのか、見ていきましょう。

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(画像出典:http://www.kansai-airport.or.jp/t2/images/kixt2intlopen.pdf)

今回新たに増設した部分は青い部分。

黄色い部分がかつてからある第2ターミナルです。

これまでは黄色い部分を第2ターミナルとして扱っていましたが、今後は黄色い部分を第2ターミナル国内線、青い部分を第2ターミナル国際線というように扱うそうです。

 

また、これに伴いターミナルの利用方法も変わりました。

特に注意したいのがバスの乗り場。

これまでは以下のようになっていました。(現在となっていますが、今日より変更となってます。)

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(画像出典:関西国際空港|第2ターミナルビルご利用方法の変更について)

 

そして、今日からは以下のようになりました。

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(画像出典:関西国際空港|第2ターミナルビルご利用方法の変更について)

 

ご利用を予定されている方はご注意ください。

 

 

最後に、関西国際空港第2ターミナルの拡張エリアに出来た目玉な場所をご紹介。

それがこちら。

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(画像出典:http://www.kansai-airport.or.jp/t2/images/kixt2intlopen.pdf)

ウォークスルー型のショッピングエリアです。

これまで各空港の免税店は個々の店舗が独立していましたが、このようなウォークスルー式を取り入れたことで買い物がより一層便利になりました。

一店一店に入らなくても商品を眺められるのがいいですね!

 

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【JAL】機内Wi-Fi無料キャンペーン

こんばんは^^

今日は1/25にJALより発表された機内Wi-Fiの無料キャンペーンについてご紹介したいと思います。

搭乗前に知っておいた方がよいこと等をまとめているので、このキャンペーンを利用する予定がある方は是非ご覧ください!

 

JAL国内線、期間限定で機内Wi-Fi無料化へ

キャンペーンについて

1.JALからの発表

JALは去る1月25日、国内対象路線にて機内Wi-Fiサービスを無料で提供することをプレスリリース発表。

発表内容は以下の通りです。

 

JAL SKY NEXT対象機 全機改修完了記念~
 
 JALでは、国内線機内インターネットをフライト中15分間無料でご利用いただけるキャンペーン(※1)を展開し、大変ご好評いただいています。この度、JAL SKY NEXT対象77機の全機改修完了を記念して、2017年2月1日~8月31日までは時間無制限でインターネット接続を無料でご利用いただけるキャンペーンを実施します。
 (※1) プレスリリース「国内線機内インターネット「15分無料キャンペーン」2017年3月末まで期間延長」参照
   http://press.jal.co.jp/ja/release/201608/002768.html
 例えば、機内から見えた富士山の写真をその場でSNSにアップして共有したり、いつでも、家族や友達にメッセージを送ったり、ビジネス文書を送受信するなど、これまで以上に時間を気にせずご活用いただけます。なお、機内Wi-Fiサービスに接続して視聴できる無料ビデオプログラムも引き続きご利用いただけます。
 JALグループは、お客さまに快適で楽しい空の旅をお過ごしいただけるよう、今後も機内サービスの充実に取り組んでまいります。

■サービス概要
・期間 : 2017年2月1日(水)~8月31日(木)
・対象便 : 国内線機内Wi-Fiサービス対応機材(※2)で運航するすべての便
         (※2)  777-300型機、777-200型機、767-300型機、737-800型機 計77機
・内容 : 離陸の約5分後から着陸の5分前まで、時間制限なくインターネットを無料でご利用いただけます。
・そのほか : 詳細は下記URLを参照ください。
        http://www.jal.co.jp/dom/wifi_free/
以上

 

これまでJALJAL SKY NEXT対象機にて、15分間無料キャンペーンを行ってきました。

そして今回、JAL SKY NEXT対象機全機改修完了記念ということで時間無制限で利用することができるキャンペーンの実施を発表しました。

 

2.期間

期間は、搭乗日が2017年2月1日(水)~8月31日(木)の便に限ります。

 

3.対象路線・機材

対象路線は、以下の図の通りです。

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(画像出典:JAL SKY NEXT(全席本革・機内Wi-Fi・座席間隔拡大)- JAL国内線)

 

また、機材は777-300型機777-200型機767-300型機737-800型機の計77機です。

該当機以外の機体やフジドリームエアラインズ天草エアライン等とのコードシェア便(共同運航便)では利用できません。

 

JAL機内Wi-Fiについて

ここからはJALの機内Wi-Fiについて紹介していきたいと思います。

JALの機内Wi-Fiでは様々なサービスが利用できますが、中でも大きく分けて3つの機能があります。

1つ目は機内インターネット接続

機内でSNS等を利用できる便利なサービスとなっています。

10年前の自分自身に「JALに乗って空の上から普通にケータイ使えるんだよ!しかも無料で!」と言っても信用してもらえなさそうですね(笑)

2つ目はWi-Fiビデオプログラム

バラエティやスポーツ、キッズなど様々なジャンルのビデオを見ることができます。

プログラム内容は毎月変わるので各自でご確認ください。

https://www.jal.co.jp/dom/wifi_free/index.html

3つ目はフライトマップ

飛行機の機内から自分が今どこを飛んでいるのか確認することができます。

窓の外の景色と照らし合わせながらマップを見ると、フライトをより一層楽しむことができますね。

 

Wi-Fiキャンペーンを利用するにあたって知っておくべきポイント

さて、Wi-Fiキャンペーンを利用するにあたり、知っておいた方がよいことがいくつかあります。

 

一つ目は、機内Wi-Fi無料キャンペーン実施につき、機内Wi-Fiパス・クーポンコード等の特典が利用出来なくなるということ。

現在、それらの特典をお持ちの方は以下の内容を参考に対応していただければと思います。

既にマイル特典で交換したクーポンコードについて

特典交換後、未使用のクーポンコードをお持ちの方へは、2月中にJALより対象の方へメールにてマイル戻しのご案内があります。

3月中旬を目途に特典交換時にご利用いただいた1,200マイルを改めて対象の方のマイル口座へ積算してもらえるそうです。
※1枚でも未使用のクーポンコードをお持ちの方も対象となり、1枚が利用済でも同様の対応をしてもらえるそうです。
3月になっても連絡がなかった方については、機内Wi-Fiサービスデスクへ、お問い合わせをしてもらえればということです。

状況を確認後、対応をしてもらえる模様です。


機内Wi-Fiサービスデスク
0120-251-750
月~金 9:00~17:30(土・日・祝日・年末年始休み)
携帯電話・海外からの国際電話などをご利用の場合は下記の番号をご利用ください。有料
03-6745-7796
月~金 9:00~17:30(土・日・祝日・年末年始休み)

 

事前に購入した機内Wi-Fiパスについて

Gogoのサイトで事前購入された機内Wi-Fiパスは、Gogoカスタマーサポートにて払い戻しをしてもらえるそうです。
Gogoカスタマーサポートまで、お問い合わせください。

GogoログインID(メールアドレス)をご用意ください。

Gogoカスタマーサポート
電話:0034-800-600187 フリーダイヤル(IP電話はご利用いただけません)/日本語・英語対応
Eメール 日本語:support@gogoair.co.jp
Eメール 英語:customercare@gogoair.com

 

JMBダイヤモンド・JGCプレミア・JMBサファイア会員限定キャンペーン・JALオンラインキャンペーンで登録した機内Wi-Fiパス、無料クーポンコード(紙クーポン)について

無料化にともない、2017年2月1日搭乗分より機内Wi-Fiパス、および無料クーポンコードは不要になります。
誰でも機内Wi-Fiパス無しで、無料で接続することができます。
なお、発行済の機内Wi-Fiパスについては、交換や換金は受け付けていないそうなのでご了承ください。

 

二つ目は、機内Wi-Fi無料キャンペーンを利用するにはGogoユーザーアカウントへの登録が必要だということ。
機内で利用する時でも登録できますが、通信環境などにより登録に時間がかかることもあるので、搭乗前の事前登録をおすすめします。
※機内での申し込みも利用いただけます。

登録は以下のページより行うことができます。

Thanks for flying with Gogo (日本語サイト)

 

最後に

今回のWi-Fi無料サービス。

このサービスによってフライトがより一層楽しめますね!

筆者個人の意見としては、機内でWi-Fiを利用して普段通りケータイを触るくらいなら機内モニター(設置便のみ)を楽しんだり機窓を楽しんだりしたいなぁと思っています。

といってもいつか普通にこのサービスを利用してそうですが...(^^;

 

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【エティハド航空】中部に789投入へ

こんばんは^^

今日は、エティハド航空の機材変更について紹介したいと思います。

今回の機材変更は航空ファンからすると結構大きな出来事なので、興味のある方にはぜひ最後まで読んでもらいたいです。

 

エティハド航空、遂に中部路線も機材変更へ

 

エティハド航空による発表

今回、エティハド航空が発表した情報は以下の通り。

 

"Abu Dhabi, UNITED ARAB EMIRATES – Etihad Airways today unveiled plans for the deployment of its new Boeing 787-9 Dreamliners to key Levant and Far East markets in 2017. With a phased delivery of nine Boeing 787-9s this year, they will gradually be introduced on a number of routes from the airline’s Abu Dhabi hub beginning March 1.  
The 299-seat Dreamliners will be deployed on daily year-round scheduled services to Amman and Beirut, as well as to Beijing, Shanghai and Seoul. In addition, the 787-9 will operate seasonally to Athens during the summer months.
Etihad Airways currently operates a fleet of 10 Boeing 787-9s to nine destinations – Düsseldorf, Zurich, Perth, Brisbane, Tokyo, Singapore, Riyadh, Johannesburg and Washington – from Abu Dhabi. With a further 61 Dreamliners due to be delivered over the next few years, the 787s will become Etihad Airways’ flagship long-haul aircraft.
Peter Baumgartner, Etihad Airways Chief Executive Officer, said: “Since introducing our first 787 into commercial service almost two years ago, we have enjoyed excellent feedback from guests on our ground-breaking cabin interiors that have set a benchmark for high service levels in the region and across the world.
“With the additional cities joining our 787 network during 2017, we are giving more guests the opportunity to fly on our next generation aircraft.”
He added: “Today’s travellers are increasingly looking for greater comfort, higher standards, more choice and better convenience as priorities in their decision-making and we, at Etihad Airways, are striving to meet their high expectations through innovations such as introducing new planes to the fleet and continuing to upgrade our routes.”
Etihad Airways’ Boeing 787-9s include highly-acclaimed interiors featuring 28 Business Studios and 271 Economy Smart Seats, offering superior levels of comfort, entertainment and in-flight connectivity. On-board décor and lighting have been inspired by contemporary modern Arabian design, complementing the signature ‘Facets of Abu Dhabi’ identity introduced by the airline during its livery relaunch in 2014."

(出典:Etihad Airways expands Boeing 787 network)

 

いきなりこんな英文をずらずら並べられても...って思いますよね(笑)

ということで和訳し、簡単に要約してみたいと思います。

(和訳間違えていたら申し訳ないです。一部表現を変更している部分もあります。)

 

"エティハド航空は2017年、787-9型機を世界に展開させる計画です。

定員299人のこの機体を、3/1よりアンマン(ヨルダン)、ベイルート(レバノン)、北京(中国)、上海(中国)、ソウル(韓国)の各路線の定期路線へ段階的に通常投入します。

また、アテネ(ギリシャ)には夏季季節便として投入します。

現在、787-9型機は所有している10機をデュッセルドルフ(ドイツ)、チューリッヒ(スイス)、パース(オーストラリア)、ブリズベン(オーストラリア)、東京(日本)、シンガポール(シンガポール)、リヤド(サウジアラビア)、ヨハネスブルグ(南アフリカ)、ワシントンの9都市にアブダビから運航中です。

今後61機の同型機を納入予定で、エティハド航空の主力長距離路線機となる予定です。"

 

今回の発表を見て「日本には関係ないじゃん」って思う人と、「日本に関係あるじゃん」って思う人の二手に分かれるかと思います。

パッと見では日本に関係なさそうですが、実は日本に十分関係しているんです。

787-9型機に置き換えると発表した北京。

実はアブダビ=北京路線のEY888/889便は中部国際空港/セントレアにも接続し、アブダビ=北京=中部という運航をしているのです。

航空ファンにとっては当たり前のことですが、そうでない方からすると「エティハド航空っていう航空会社が北京に行くの?」ってお思いかもしれませんね。

 

では、少しずつご説明していきましょう。

 

エティハド航空とは

エティハド航空は、2003年に設立されたアラブ首長国連邦の航空会社。

スターアライアンスワンワールドスカイチームの三大航空連合には所属していないものの、世界の各航空会社とコードシェアを結ぶなどしてそれらに匹敵する事業を展開しています。

またそれらに代わり、独自の航空連合であるEtihad Airways Partnersに所属。

Etihad Airways Partnersには他にも、エアリンガス、エア・ベルリン、エア・セルビア、エア・セイシェルアリタリア-イタリア航空、エティハド・リージョナル、ジェット・エアウェイズ、ヴァージン・オーストラリアが所属しています。

また、F1アブダビグランプリのスポンサーでもあるため機体にはそのロゴが入っています。

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さらに、イングランドプレミアリーグマンチェスター・シティFCのスポンサーでもあり、"Manchester City FC livery"という特別塗装機を運航。

日本の航空ファンには機体番号のA6-EYEより"EYE"と呼ばれ愛されています。

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日本への運航

日本へは現在成田、中部の2空港へ就航しています。

 

成田へはEY871/EY878として運航。

成田発アブダビ着のEY871は21:25発(日本時間)・04:45着(現地時間)で12時間20分のロングフライトとなっています。

アブダビ発成田着のEY878は22:10発(現地時間)・13:15着(日本時間)で9時間55分の成田発より約2時間半短いフライトとなっています。

アブダビ発の方がここまで時間が短いのは偏西風、所謂ジェット気流の影響です。

機材はボーイング787-9型機での運航です。

 


中部へはEY888/EY889として運航。
アブダビ発北京経由中部着のEY888はアブダビ21:45発(現地時間)北京08:50着(現地時間)、その後乗客の乗降と給油を行い、北京9:50発(現地時間)中部13:50着(日本時間)となっています。

中部発北京経由アブダビ着のEY889は中部21:05発(日本時間)北京00:05着(現地時間)、その後乗客の乗降と給油を行い、北京1:10発(現地時間)アブダビ6:30着(現地時間)となっています。

機材はエアバス330-200型機での運航です。

 EY888/889の機材変更について

初めにお伝えした通り、今後EY888/EY889は現在運航を行っているエアバス330-200型機からボーイング787-9型機へと置き換えられます。

機材変更開始日は現地時間の7月1日からとなっており、中部路線にとっての変更は7月2日発着分からとなります。

この機材変更によって大きく変わるのが座席。

現在運航中のエアバス330-200型機はビジネス・エコノミーの2クラス型で座席数はエコノミー240席、ビジネス22席の計262席

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一方、新規就航するボーイング787-9型機は同じくビジネス・エコノミーの2クラス型で座席数はエコノミー271席、ビジネス28席の計299席となります。

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(画像出典:エティハドの航空機)

 

まとめ

ここからは筆者の個人的見解が含まれます。

必ずしも正しい情報ではなく、一個人としての意見だと思ってご覧ください。

 

今回の機材変更は、航空ファンへの影響が大きいと考えられます。

現在、中部路線に運航しているエアバス330-200型機には3つの塗装があります。

一つ目は、先ほどご紹介した"Manchester City FC livery"。

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二つ目は旧塗装と呼ばれるもの。

こちらの塗装はエティハド航空の通常塗装としてこれまで施されてきたものです。

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三つ目は新塗装と呼ばれるもの。

この塗装は2014年にエティハド航空エアバス380型機を導入する際に採用された塗装で、現在順々とこの塗装への変更が進められています。

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これまではこのように3つの塗装を見ることができました。

しかし、新たに投入される787-9型機には新塗装しかありません。

 

今後特別塗装機が誕生する可能性はありますが、旧塗装に関してはレトロ塗装としての復刻塗装がない限り誕生する可能性はありません。

つまり日本ではもうエティハド航空の旧塗装が見られなくなります。

旧塗装好きのファンにとっては結構痛手ですね...。

また、人気のManchester City FC liveryも飛来しなくなるので悲しくなります...。

 

とはいってもこの機材変更によって乗客の快適性が上がることは間違いありません。

機会があれば是非エティハド航空の新鋭機である787-9型機に搭乗してみたいものです。

 

今回の記事はいかがでしたか?

たかが機材変更と言えども大きなニュース。

今後もタイムリーな情報を当ブログでご紹介していきたいと思います。

 

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【JPN】審査合格写真報告

こんばんは^^

今日は先日の成田訪問で撮影した写真のJPN結果をご報告。

第一弾ということで5枚投稿したところ1枚残念ながら受かりませんでした(^^;

 

f:id:kinchanrjgg:20170125230720j:image

2017/1/14
Registration: B-1505
Airline: Hainan Airlines
Aircraft: Boeing B737-84P
Location: Tokyo Narita Int'l Airport - RJAA/NRT

 

f:id:kinchanrjgg:20170125230646j:image

2017/1/14
Registration: VT-ANO
Airline: Air India
Aircraft: Boeing B787-8
Location: Tokyo Narita Int'l Airport - RJAA/NRT

 

f:id:kinchanrjgg:20170125230657j:image

2017/1/14
Registration: N706DN
Airline: Delta Airlines
Aircraft: Boeing B777-232LR
Location: Tokyo Narita Int'l Airport - RJAA/NRT

 

f:id:kinchanrjgg:20170125230711j:image

2017/1/14
Registration: OH-LQE
Airline: Finnair
Aircraft: Airbus A340-313E
Location: Tokyo Narita Int'l Airport - RJAA/NRT

 

成田空港での写真は今後も各サイトにアップする予定なのでその都度結果をお伝えできたらなと思います。

今日はここまで。

 

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これまでの各サイトの合格結果はこちら

 

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【エアアジア】クアラルンプール=関空=ホノルル開設へ

こんばんは^^

今日はエアアジアXによる新規路線の開設について取り上げてみたいと思います。

 

エアアジアX、クアラルンプール=関空路線をホノルルまで拡大へ

概要

2015年4月、エアアジアXクアラルンプール=関空=ホノルル路線を開設する計画を発表していました。

その計画を実現させるべく、アメリカ連邦航空局(FAA)へ就航申請。

そして今日、就航許可を得たという発表がありました。

かつてマレーシア航空によりクアラルンプール=成田=ロサンゼルス路線が就航していましたが現在は撤退。

これにより、マレーシアの航空会社がクアラルンプール発日本経由アメリカ便を就航させるのはそれ以来の出来事となります。

 

www.traicy.com

 

運航するエアアジアXについて

f:id:kinchanrjgg:20170124213829j:plain

エアアジアXクアラルンプール国際空港を拠点に運航しているマレーシアのLCC(格安航空会社)。

2007年に設立され、現在日本へは新千歳・羽田・関空の3空港に乗り入れている。

保有機材はA330-300型機で、座席数は377席

座席には3つのクラス分けがされています。

 

プレミアムフラットベッド

プレミアムフラットベッドでくつろぎのひとときを。特別なフルフラットベッド座席で、ゆっくり横になってお休みいただけます。
プライベートスクリーンはもちろんのこと、サービスに掛け布団や枕も含まれています。ユニバーサル電源も完備。快適な空の旅をお過ごしください

 
ホットシート

最前列のホットシート、および航空機の中央にある非常口座席は、スタンダードシートよりも足元の余裕があり、より快適なフライトをお楽しみいただけます。ホットシートのお客様は優先搭乗いただけます。
※非常口座席をご希望のお客様はご利用条件をお確かめください。

 
スタンダードシート

エアアジアのスタイリッシュなレザーのシートです。

 

(出典:座席選択 | お好みの座席を選択 | エアアジア)

 

最後に

今回の発表で現実味が増したエアアジアXによるクアラルンプール=関空=ホノルル線。

日本発着路線としては初のLCCホノルル便となるので今後が楽しみです。

 

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過去の記事はこちら

 

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【今日のハイライト】MRJ会見/全日空A320neo国際線就航

こんばんは^ ^

今回は、今日1/23のハイライトを2つご紹介したいと思います。

 

三菱重工、5回目の延期を公式発表

f:id:kinchanrjgg:20170123225240j:plain

三菱重工は会見を開き、5回目の延期を正式に発表しました。

納入時期は2020年半ばになる予定だということです。

理由については、「一部装備品の配置変更等を実施するとともに、電気配線全体を最新の安全性適合基準を満たす設計へ変更することになった結果」とのこと。

会見の様子はYoutubeにアップロードされているので、興味のある方はお目をお通しください。

 

youtu.be

 

 

会見で使用された資料に関してもPDF形式にてアップされています。

http://www.flythemrj.com/j/news/date/img/Advancing%20the%20MRJ%20project_j.pdf

 

 

また、MRJのホームページにおいても公式発表がされました。

内容は以下の通り。

 

MRJの開発状況について


2017年1月23日
三菱重工業株式会社
三菱航空機株式会社


三菱重工業は、昨年11月28日付でCEO直轄の「MRJMitsubishi Regional Jet)事業推進委員会」を設置し、三菱航空機とともにMRJ開発促進のための協議をして参りました。

MRJについては、2015年11月の初飛行以来、すでに3機が米国で飛行試験を行うなど、鋭意プロジェクトを進めております。
現時点において、一部装備品の配置変更等を実施するとともに、電気配線全体を最新の安全性適合基準を満たす設計へ変更することになった結果、MRJの量産初号機の引き渡し予定を、現在の2018年半ばから、2020年半ばに変更することと致しました。

今後は引き続きMRJ事業推進委員会のイニシアティブの下、迅速な意思決定を実施し、世界トップクラスの性能を備え、最新の航空安全規制に適合したMRJをお客様に提供することを目標に開発を推進して参ります。

以上

 

(出典:Mitsubishi Aircraft Corporation 新着情報より)

 

ANA、A320neo成田=浦東路線就航

ANAは今日、A320neoの国際線初運航を果たしました。

国際線初便は成田=浦東路線のNH919。

受領後は羽田=関西便に不定期投入されていましたが、昨日羽田から成田へフェリーフライトされました。

今後のフライトに関しては以下を予定しているそうです。

~3/25 成田=浦東便 NH919/NH920

3/26~ 成田=杭州便 NH929/NH930

 

 

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関連記事はこちら

MRJ

 

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【A320neo】

 

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【マンダリン航空】B-18659、成田空港飛来

こんばんは^^

今日は成田空港に飛来したB-18659をご紹介したいと思います。

 

B-18659、CI102/CI103にアサイン

B-18659とは

f:id:kinchanrjgg:20170122185405j:plain

B-18659とは、マンダリン航空の機体です。

デザインは、台中の山桜、オンシジューム、ユリを機体後部に描き、これらの花を想起するカラーで「花現台中」と描いてあり、「花現台中」塗装(Taichung livery)と呼ばれています。

この塗装は2018年11月3日から2019年4月24日に開催される台中世界花博覧会(台中花博)をアピールする意図があり、2015年12月3日より運航を開始。

以降、マンダリン航空各路線にて活躍しています。

 

CI102/CI103への投入

今日、成田空港へこの機体が飛来した理由はCI103/CI103への投入。

「CIってチャイナエアラインズじゃん...。」って思った方、それが正しいんです。

実は、このマンダリン航空チャイナエアラインズの子会社

稀にではありますが、チャイナエアラインズのB737-800投入便に代用投入されることがあります。

今回はその稀なケースでした。

 

過去のB-18659飛来

過去にもB-18659の日本への飛来がありました。

例えば、成田空港へは昨年3/21に同様のケースで飛来。

先ほどご紹介した写真は9/25にセントレアへ同様のケースで飛来した際のものです。

他にも高松空港等への飛来実績があります。

2015年11月1日に関西国際空港へ飛来したこともありますが、当時はまだ標準塗装でした。

 

最後に

今回成田空港に代用投入されたB-18659。

代用投入だけでも珍しいのですが、実はこの機体自体も珍しいってご存知ですか?

マンダリン航空に導入されている機体はほとんどERJ190型機。

その中でも唯一B737-800型機がこのB-18659なのです。

現在マンダリン航空による日本路線は沖縄・大分のみ。

機会があればぜひこの機体をまた見てみたいものです。

 

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【JAL】NAGOYA-HONOLULU JAL SKY SUITE777-200ER DEBUT

こんばんは^^

今日は来月25日より、中部=ホノルル便で投入されるJAL SKY SUITE777-200ERについてご紹介したいと思います。

 

NAGOYA-HONOLULU JAL SKY SUITE777-200ER DEBUT

運航について

運航開始日は2月25日

投入路線は中部=ホノルル間のJL793、JL794です。

JL793はホノルル12:05発(現地時間)、中部16:55着。

JL794は中部21:50発、ホノルル9:50(現地時間)となっています。

機材はB777-200ERで、SKY SUITE777-200ER(SS2)改修がされたものとなります

 

機材について

f:id:kinchanrjgg:20170121222344j:plain

運航機材であるB777-200ER(SS2)についてご紹介したいと思います。

SS2は2016年度グッドデザイン賞を受賞したほどの魅力があります。

グッドデザイン賞を受賞した際の講評としては、

「ビジネス客とリゾート客が混在する国際線中距離路線の特性に応じて、各クラスで座席配置に工夫がなされており、特にビジネスクラスにおいて、フルフラットにした際に、座性を上下にずらすことで個人スペースを最大限に確保する空間の使い方が優れている。
隣席との間の可動式ディバイダーなど、複数人利用にも配慮がなされている。
限られた機内で、空間の使い方の工夫によって、より快適な移動時間を提供するデザインである。」

といった内容。

ここまでの評価がされる機体が一体どんなものか見ていきましょう。

 

まずは機体の詳細から。

全長 63.7m
全幅 60.9m
全高 19.7m
エンジン推力 44.1t×2
標準座席数 245 or 312
巡航速度 905km/h
最大離陸重量 294.8t
航続距離 14,040km or 13,100 km

国際線利用とあって大きめの機体となっています。

 

座席について

続いて座席について、クラスごとにご紹介。

ビジネスクラス

シート名称
JAL SKY SUITE III / スカイスイートスリー
配列
1-2-1(横4席配列)
座席数
42席
ベッド長 (最大)
約198㎝ ※座席に拠り、異なります
ベッド幅 (最大)
約74㎝ ※可動式アームレスト収納時
シート幅
約51~52cm
個人モニター
17インチ
特長
■フルフラットベッド。一部の座席で足元を立体的に交差させる工夫を行うなど、ゆったりとお休みいただけるようベッドポジション時は足元まで十分なスペースを確保。
■内側に小物入れのある可動式アームレスト(通路側のアームレスト)を開発。
■PC作業等にも適した収納式の大型ダイニングテーブルや身の回り品を手軽に収納できる専用収納スペースで快適なパーソナル空間を実現。
■全シートにユニバーサルPC電源、USBポート、4段階に調節可能なLEDライトを装備。

 

座席の配置、1-2-1は全席から通路アクセスを可能となっています。

トイレ等へ行く際に周りを気にする必要がないことが魅力ですね。

JAL国際線 - JAL国際線新仕様機材777-200ER(SS2)登場! (Welcome! New Sky)

 

プレミアムエコノミークラス

 

シート名称
JAL SKY PREMIUM / JALスカイプレミアム
配列
2-4-2(横8配列)
座席数
40席
座席ピッチ
約107㎝ ※一部座席を除く
座席幅
約48㎝ (アームレスト間) ※一部座席を除く
個人モニター
12.1インチ ※最前列は10.6インチ
特長
■基本的なデザイン、機能は既存「SKY SUITE777」、「SKY SUITE787」導入の座席と同様。
■初期のビジネスクラスのような、座席ピッチ(前後間隔)、座席幅。
■ペットボトルホルダー、カップホルダー、大型テーブルなどの充実した機能。

 

エコノミークラスよりワンランク上の座席が長時間のフライトの支えとなりそうです。

JAL SKY PREMIUM(シート) - JAL国際線

 

エコノミークラス

シート名称
JAL SKY WIDER / JALスカイワイダー
配列
3-4-2(横9席配列)
座席数
154席
座席ピッチ
約84~86㎝ ※一部座席を除く
座席幅
約47㎝ (アームレスト間) ※一部座席を除く
個人モニター
10.6インチ
特長
■モニター横や書籍入れ前面部のネットポケットなど便利な小物入れを設置。
■全シートにユニバーサルPC電源、USBポートを装備。
■最新型のタッチパネル式個人モニターを導入。

 

ここでの魅力は何といっても3-4-2の座席配置。

これまでの同型機の座席は3-3-3でした。

例えば4人家族の方だと、座席の割り振りをどうしようか迷うことありませんでしたか?

2人旅をされる方だと3人席の1席分に知らない人が座ってるのが気まずかったりしませんでしたか?

そういった悩みを解消してくれるかのような座席配置となっています!

JAL SKY WIDER(シート) - JAL国際線

 

その他の特徴

上記の特徴以外に以下の4つの特徴があります。

 

・温水洗浄機能付き便座「ウォシュレット」
温水洗浄機能付き便座「ウォシュレット」をビジネスクラス用トイレに装備します。

・新機内エンターテインメントシステム「MAGIC-Ⅵ」
最新の機内エンターテインメントシステム「MAGIC-Ⅵ」では、最新の映画や
話題の楽曲を中心とした300を超える映画・ビデオ・オーディオなどのプログラムが
お楽しみいただけます。
また座席モニターに触れた状態で指を滑らせる"スワイプ操作 "が可能で、
これまで以上に快適かつ直感的にエンターテインメントをご利用いただけます。

 

・室内照明
客室照明にLEDを採用し、日本の四季を表現するとともに、食事がおいしく見えること、睡眠やお目覚めが快適であることなど、機内でのシーンにあわせた照明を設定します。


・国際線機内インターネット接続サービス
既存「SKY SUITE 777」、「SKY SUITE 767」、一部の「SKY SUITE 787」で導入している国際線機内インターネット接続サービスをご提供します。航空機の中からお客さまがお持ちの無線LAN対応端末でホームページの閲覧やメールの送受信、SNSのアップデートなどをお楽しみいただくことができます。

Wi-Fiのご利用(国際線 機内Wi-Fiサービス) - JAL国際線

 

こうしたサービスがあることによって長時間のフライトに対する飽きが出てこないポイントでもありますね。

 

同型機の投入路線

JAL SKY SUITE777-200ERを楽しむことができるのは中部=ホノルル線だけではありません。

以下の路線でも運航しているので興味のある方の中で「中部=ホノルルは使わないなぁ...」という方はこちらをご利用してみては?

 

1月

JL029
東京(羽田)=香港 
 JL026
香港=東京(羽田)


JL031
東京(羽田)=バンコク
JL034
バンコク=東京(羽田)
JL033
東京(羽田)=バンコク
JL032
バンコク=東京(羽田)


JL037
東京(羽田)=シンガポール
JL036
シンガポール=東京(羽田)


JL080
東京(羽田)=ホノルル
JL089
ホノルル=東京(羽田)
※1月1~8日はSKY SUITE仕様の777-300ERにて運航。


JL792
関西=ホノルル
JL791
ホノルル=関西
※1月1~8日は座席仕様の異なる機材で運航。1月9日よりSKY SUITE仕様の777-200ER型機にて運航。

 

2月

JL029
東京(羽田)=香港
JL026
香港=東京(羽田)

 

JL031
東京(羽田)=バンコク
JL034
バンコク=東京(羽田)
JL033
東京(羽田)=バンコク
JL032
バンコク=東京(羽田)


JL037
東京(羽田)=シンガポール
JL036
シンガポール=東京(羽田)

 

JL080
東京(羽田)=ホノルル
JL089
ホノルル=東京(羽田)


JL792
関西=ホノルル
JL791
ホノルル=関西

 

JL794
中部=ホノルル
JL793
ホノルル=中部

※2月25日よりSS2で運航。

 

3月1日~25日

JL029
東京(羽田)=香港
JL026
香港=東京(羽田)

 

JL031
東京(羽田)=バンコク
JL034
バンコク=東京(羽田)
JL033
東京(羽田)=バンコク
JL032
バンコク=東京(羽田)

 

JL037
東京(羽田)=シンガポール
JL036
シンガポール=東京(羽田)

 

JL080
東京(羽田)=ホノルル
JL089
ホノルル=東京(羽田)

 

JL792
関西=ホノルル
JL791
ホノルル=関西

 

JL794
中部=ホノルル
JL793
ホノルル=中部

JAL SKY SUITE 777 (777-200ER) 導入路線 - JAL国際線

 NAGOYA-HONOLULU JAL SKY SUITE777-200ER DEBUTキャンペーンについて

中部=ホノルル間の運航開始を記念し、JALではキャンペーンを行っています。

応募資格はJMB(JALマイレージバンク)会員であること。

入会費・年会費無料なので入会していない方はこの機会に是非!

クレジットカード等ではないのでご安心ください。

JALマイレージバンク - JALマイレージバンク新規入会

 

このキャンペーンはアンケートに答えると抽選で豪華景品がもらえるというもの。

景品は以下の通りです。

・リアルハワイ賞
JALPAK いごこちのいいハワイ パシフィック・ビーチ・ホテル パーシャルオーシャンビュー 5日間コース…ペア1組1名様
ご利用期間 2017年5月10日~2017年9月30日 名古屋(中部)発


サクララウンジ
JALオリジナルセントレアサクララウンジレトルトカレー(非売品)7食セット…77名様


・ホノルル線機内食
創作料理「山田チカラ」ペアディナーご招待券(6万円相当)…ペア1組1名様
ご使用可能期間:2017年5月10日~2017年9月30日
 1.ご利用にはかならず事前予約が必要です。
 2.お席が限られているため、早めのご予約が必要です。
 3.ご予約時にご招待券のご利用のお申し出が必要です。
 4.ご希望日によってはご予約出来ない場合がございます。
 5.ドリンクは別料金になり、ご精算時には10%のサービス料が必要です。


・プレミアムエコノミー・エコノミークラス賞
JALオリジナル〉フライトアイコン今治フェイスタオル…7名様

 

・SKY SUITE 777-200ER特別賞
SKY SUITE 777-200ER オリジナルデザイン尾鷲ヒノキコースター…77名様

 

・旅とも賞
JALオリジナル〉トートバッグ…7名様
●サイズ(約):幅40×マチ15×高さ27cm、ハンドルの高さ23cm ●素材:綿 ●中国製

 

キャンペーンの応募はこちら!

NAGOYA-HONOLULU JAL SKY SUITE777-200ER DEBUT!記念キャンペーン

 

応募期間は2016年12月9日(金)~2017年3月31日(金)(日本時間23:59まで)なのでお忘れなく!

 

最後に

今回の記事、いかがでしたか?

来月より中部=ホノルル線がより一層便利になりますね!

是非中部からホノルルへ行く機会があれば利用してみて下さいね!

 

 

先日の記事に読者の方からコメントをいただいたのでご紹介したいと思います。

シッポ&ジッポ さん (id:shippoandzippo)
私も中部空港が拠点なので、参考にさせていただいてます( ^ω^ )

 

シッポ&ジッポ さん、コメントありがとうございます^^

同じ中部空港拠点ということで、今後も中部空港に関する情報をお届けできたらと思います!

 

はてなブログさんにはコメントに対する返信機能が付いていないため、今後は記事内にてコメントの紹介・返信を行いたいと思います。

確実な返信を要するような質問、個別で聞きたいこと等があれば遠慮なく以下のメールアドレスにご連絡いただければと思います。

kinchanrjggrjna@yahoo.co.jp

 

読者登録もお待ちしています!

 

 

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【MRJ】まさかの5度目の納入延期

f:id:kinchanrjgg:20170120224304j:plain

三菱航空機による一大プロジェクト、MRJ(三菱リージョナルジェット)。

昨年12月末、5度目の納入延期が一部メディアにて発表。

その時点で三菱航空機の親会社である三菱重工からの公式発表はないものの、「(納入時期を)守れるという状況にはまだない」といった発言や「1月中には対応を公表する」といった発言が三菱重工業社長からされているらしく、納入延期の事実は間違ってない模様でした。

そして今日、各メディアより納入が最大2020年前後まで先送りされるという内容が発表されました。

ということで、今回はMRJのこれまでの流れに注目してみたいと思います。

 

MRJ、5回目の納入延期

今回明らかになった内容は、4回目の延期により2018年半ばの納入開始予定だったが最大2020年前後へ延期するというもの。

これにより、MRJを世界にアピールするチャンスであった2020年の東京オリンピックパラリンピックの開催時までに納期が間に合わない可能性も出てきました。

関係者によると、現在のMRJは機体前方に飛行制御システムを搭載していますが、それを前後に分散させる方針となった模様。

また現在訓練を行っている1~4号機、訓練を控えている5号機の製造自体は完成しているものの、補強材の追加等により重量の見直しをしなければならなくなったりした関係でANAに納入予定だった量産初号機を新たな試験機に転用が先月各メディアより発表。

このような事態に対応するためにも今回の納入延期は避けられないものだと考えられています。

 

MRJのこれまでの流れ

ここからはMRJのこれまでの流れをまとめてみたいと思います。

2008年

3/28 ANAMRJの発注を公式発表

4/1 三菱航空機設立、MRJ開発開始

2009年

9月 胴体と主翼の設計変更、主翼素材の変更を理由に2011年初飛行、2013年に納入と発表していた予定を、初飛行を2012年第2四半期、初号機納入を2014年第1四半期に延期【1回目の延期

2010年

9/15 詳細設計の段階から製造段階への移行を発表

2011年

2012年

4月 検査体制の不備がわかり、JA21MJ初飛行を2013年度第3四半期に、量産初号機納入を2015年度半ば~後半に延期を発表【2回目の延期

7月 スカイウエスト航空から100機の大型発注を受注

10/4 今後20年間の受注目標を従来の1,000機から5割増の1,500機への引き上げを発表

2013年

8/22 部品の仕様変更などに手間取り、JA21MJ初飛行予定を2015年第2四半期に、初号機納入予定を2017年第2四半期に延期することを発表【3回目の延期
10月 JA21MJの最終組み立て開始
12/1 量産統括室の新設を発表

2014年

1/21 アイルランド、ダブリンにて「MRJファイナンス・カンファレンス2014」を実施
2/12 MRJの量産計画を発表。また、シンガポールにて開催中のエアーショー会場にて組立作業をデモ。
6/25 JA21MJにPurePower PW1200Gエンジンの搭載完了を発表
10/18 JA21MJロールアウト

2015年

1/28  MRJ32機の購入を日本航空と正式契約を締結したと発表した
5/12 米国オハイオ州クリーブランドで開かれたアメリカ地域航空協会主催の航空見本市にMRJを出品

6/8 地上走行試験を県営名古屋空港で開始
6/15 パリ航空ショーに実物大のキャビンモックアップ付きで展示

6/16 MRJ部品を取り扱う大型物流施設の新設を発表
7/15 シアトル・エンジニアリング・管理センターをワシントン州に8月3日に開設すると発表

10/3 2回目の走行試験実施
10/15 鋲打ち式実施
10/29 11/9〜13の間に初飛行予定と発表した
11/6 220 km/hの高速走行試験を実施

11/11 JA21MJ初飛行
12/16 主翼の付け根の高度引き上げを理由に納入延期の方針を発表
12/24 量産初号機の納入時期を2017年第2四半期から2018年第2四半期頃に変更予定と発表【4回目の延期

2016年

2/10 主翼の強度不足で中断していた飛行試験を再開
2/16 MRJの開発費が3300億円程度まで膨らむ可能性発覚
2/17 シンガポール国際エアショーにて、米国エアロ・リース社から10機及びオプション権10機の確定受注を獲得
5/25 伊勢志摩サミット開催に合わせ、中部国際空港にJA21MJを展示
5/31 JA22MJ初飛行
6/3   JA21MJ能登空港に初着陸
7/11 ファンボロー・エアショー会場でスウェーデンののロックトンから、20機の購入で基本合意したと発表
8/27 JA21MJの渡米失敗、県営名古屋空港引き返し。原因は空調システムの不具合。

8/28 前日に引き続きJA21MJの渡米失敗、県営名古屋空港引き返し。
8/31 エアロリース社と基本合意していた確定10機、オプション10機の購入契約が正式締結
9/25 JA24MJ初飛行
9/26 JA21MJが三度目の渡米チャレンジ。新千歳空港、エリゾヴォ空港、アンカレッジ国際空港を経由でフライト。

9/28 JA21MJグラントカウンティ国際空港へ到着
11/15 JA24MJ、グアム国際空港、マジュロ国際空港、ホノルル国際空港、サンノゼ国際空港経由でフライト。

11/18 グラントカウンティ国際空港へ到着
11/22 JA23MJ初飛行

12/11 各メディアより、量産初号機が試験機へと転用されることが発表
12/14 JA22MJ、JA24MJと同じルートにてフライト。

12/19 グラントカウンティ国際空港へ到着

2017年

1/20 納入延期が各メディアにより明るみに【5回目の延期

1/23(予定) 三菱航空機による会見

 

(これらの内容は各サイト等から調べた内容であり、確実性は保証できません。)

 

まとめ

これまでの延期の流れをまとめてみたいと思います。

 

当初の予定

2011年初飛行・2013年初号機納入

1回目の延期

2012年第2四半期初飛行・2014年第1四半期初号機納入

2回目の延期

2013年度第3四半期初飛行・2015年度半ば~後半初号機納入

3回目の延期

2015年第2四半期初飛行・2017年第2四半期初号機納入

4回目の延期

2017年第2四半期~2018年第2四半期初号機納入

5回目の延期

2020年前後初号機納入

 

こうしてみてみると当初からかなりの遅れが出ていることがわかります。

本当であれば今頃商業運航していたんですね...

 

最後に

今回発表されたMRJ5度目の延期。

今後様々な動きが出てくることもあると思いますが、まずは23日に予定されている会見が注目されています。

三菱の一大プロジェクトでもあるMRJ

一人の航空ファンとして、一人の愛知県民として今後もMRJを応援したいと思います。

 

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MRJに関する関連記事はこちら

 

kinchanrjgg.hatenablog.jp

 

【NH339搭乗記】条件付き運航の中、ANAビジネスクラスを体験してきた

こんばんは^^

今日は成田空港訪問の復路便、NH339の搭乗記をお送りします!

以前の往路便搭乗記でお伝えしきれなかったビジネスクラスの魅力もご紹介。

往路便搭乗記はこちら。

kinchanrjgg.hatenablog.jp

条件付き運航の中、ANAビジネスクラスを体験してきた

条件付き運航

1/14。

その日は寒波の影響で珍しく愛知県でも一日中雪が降っていました。

名古屋を出発するときには「風強いけどこれくらいならさすがに夜までに雪が積もりそうもないし、帰ってこれないことはないだろう。」とよくわからない予想をしていた筆者。

成田到着後に運航予定の掲示を見るもその時点で何事もなく、安心して成田空港を楽しんでいました。

しかし昼前、一件のメールが。

そこにあった内容がこちら。

 

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天候調査

天候調査とは搭乗予定便の出発もしくは到着時刻に、悪天候(降雪、台風など)が予想されており、運航への影響を注視している状態です。
その後の運航については、最新の天候状況をもとに、航空機が安全に離着陸できるかを精査のうえ、その結果をメール・発着案内・空港アナウンスにて知らせてもらえます。

なお、天候調査の結果、条件付運航※(出発地への引き返し、他空港への着陸)や欠航になる可能性も。

※条件付運航となった場合、実際に目的地以外の空港へ着陸した割合は、過去条件付運航となった便全体に対し、  5%未満(通年)ですが、冬季は滑走路状態や除雪など、天候以外の要件も重なることから若干割合が高くなる傾向があります。

(参考:Q&A詳細)

 

このメールが来た時ちょっと不安になりましたが、まあ大丈夫だろうと自分に言い聞かせながら引き続き成田空港訪問を楽しんでいました。

 

日没前まで成田空港を楽しみ、第一ターミナルへ戻ることに。

その後、ANA ARRIVAL LOUNGEにて出発前のひと時を過ごそうと国内線エリアへと向かいました

(ANA ARRIVAL LOUNGEでの様子はこちら)

 

kinchanrjgg.hatenablog.jp

 

ラウンジに向かう途中、預け荷物があることを思い出した筆者。

時間ギリギリまでラウンジを満喫したかったため、先に荷物を預けることに。

その時、こんな掲示が...。

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 一便前のNH337が条件付き運航確定。

条件付き運航となった理由は

着陸できない場合は大阪伊丹もしくは関西国際空港へ向かうというものでした。

この時、「大阪伊丹か関西国際ならそこから電車、新幹線で愛知はすぐだから今日中には帰れるな」と思っていました。

 

その後ラウンジにて出発前のひと時を堪能。

そこで友人から「名古屋便に同行するよ。先月から黙ってたけど予約してた。」とサプライズ発表。

何かあったとしても心強いなと思い少し安心していました。

 

と、その時。

一件のメールが。

時間的に何やら嫌な予感がしていました。

その内容がこちら。

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 なんと条件付き運航が確定

しかも、着陸できなかった場合の変更目的地が東京/羽田

これには言葉が出ませんでした。

もし着陸できなければ羽田へDVT。

その後新幹線に乗っても愛知県には帰りつかない可能性が高い...。

 

出発ギリギリまで悩み続けました。

GPV天気予報や各天気予報アプリとにらめっこ。

どれも情報がばらついていて、どれを信じればいいのかわかりませんでした。

その時点で払い戻しをすれば新幹線で確実にその日中に帰れる。

自分が出した結果は条件付き運航で帰るということ。

危ない判断だとは思いましたが、新幹線で帰って後から「飛行機飛んだのに...」と後悔するか条件付きで搭乗して「新幹線に乗ってれば帰れてたのに...」と後悔するかどちらがいいか自分に問いただしたところ、選んだのは後者。

大人しく乗ることに決めました(笑)

 

座席変更

筆者は予約の時点で6Kを選択。

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同行する友人は一席挟んで左の6Gでした。

あ、先ほどから"同行する友人"と言っていますが、実際は友人のスーパーフライヤーズ会員の特典に便乗していたので自分が同行者です(^^;

(どうでもいいことを失礼しました)

友人がカウンターにてどこか並びの空きがないか尋ねると、キャンセルした方が多かったからか1H,1Kの並びに変更していただけることに。

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 この変更時に、先ほどお伝えした条件付き運航で万が一羽田に降りた時の対応を聞きました。

そこで得られた回答は、

「おそらく再トライ(羽田着陸後に再び中部国際空港に向けて出発)は厳しいかと思われます。再トライしなかった場合、天候による欠航ですが自社責任ということで地上交通を手配させていただきます。」

とのことでした。

これを聞き、万が一の場合でもなんとかなることがわかりました。

 

搭乗

保安検査場は全く混んでいましたが、せっかくなのでPriority Lane(優先レーン)を利用してみることに。

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正直なことを言うと、一般レーンには人が全く並んでおらず、むしろPriority Laneのが自分たちの後ろに2,3人並んでいました(笑)

 

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帰りも保安検査証を渡されました。

今回は条件運航の案内付き

 

保安検査を通過し、エスカレーターにて下に降りると搭乗口へと到着。

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 他の空港に比べるとこじんまりとした感じでした。

 

 

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 さて、搭乗。

今回筆者が出発したのはD搭乗口でした。

成田空港第一ターミナルの国内線はANA,IBEX,Peachの三社が乗り入れ。

A~Hまでの8つの搭乗口があります。

そのうちA~Gまではバスでの搭乗。

Hのみ通常のPBB式となっています。

ちなみにH搭乗口=国際線57番搭乗口です。

 

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そして往路同様、ご搭乗案内。

 

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 バスでの搭乗。

バスには便名が表示されていました。

 

f:id:kinchanrjgg:20170119224210j:imageバスに揺られること数分。

 たどり着いた先は421番スポット。

沖止め状態のいわゆるオープンスポットです。

 

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 せっかくなので搭乗前に友人と記念撮影。

 

f:id:kinchanrjgg:20170119224251j:image 屋根付きのタラップを昇っての搭乗となりました。

 

フライト

RWY34Lより離陸。

離陸時に風の影響で若干揺れがありました。

成田空港を離陸後はまっすぐ上昇し、霞ケ浦上空で右旋回。

東京湾上空経由で愛知県へ向かうといったルートです。

上昇時、推進力と重力がカーテンによってわかりました(笑)

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しばらくするとサービス開始。

筆者はANAオリジナルドリンク「香るかぼす」を往路に引き続き、再びいただくことに。

飲み終えるとCAさんから「よかったらおかわりはいかがですか?」と言われたのでコンソメスープをいただくことに。

おかわりを待っている間、別のCAさんからも同様のご提案が。

こういったサービスの積極性に魅力を感じました。

 

その後、機長によるアナウンス。

順調にいけば定刻に着陸、しかし羽田引き返しの可能性も十分あるという内容でした。

 

その後は順調にフライト。

CAさんから記念撮影のご提案をいただき、撮影してもらうことに。

ドリンクサービスに引き続き、細かな配慮をしてくださって感激でした。

 

しばらくするとシートベルトサインが点灯。

降下も順調でした。

 

しかし、ファイナルアプローチ時に突風が。

結構機体が風に煽られていました。

 

ビクビクしていたものの無事に着陸。 

悪天候による遅延があるどころか若干の早着でした。

 

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到着後、CAさんに預けていたフライトログを返却していただきました。

 

 f:id:kinchanrjgg:20170119231427j:image

 その後、「今日はボーイング787へのご搭乗ありがとうございました!」と大量にポストカードをいただくことができました。

 

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 また、「お子様向けですがよければ...。」とおもちゃをいただくことに。

なんだかんだいってこういったおもちゃも嬉しいですよね!

 

ビジネスクラスの魅力

さて、最後にビジネスクラスの魅力をお伝えしたいと思います!

 

まずは、ビジネスクラスに無課金で乗れたことにどれほどの価値があるのか。

同型機が投入されている成田-プノンペンで比較してみたいと思います。

 

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成田-プノンペン間のエコノミークラスは214,810円

 

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 成田-プノンペン間のビジネスクラス300,810円

 

なんとその差は86,000円!!!

今回搭乗した中部-成田間では、ビジネスクラスはあくまでも普通席としての開放。

国際線のような機内食サービスやラウンジサービスはついていませんが、通常座るためにはここまでの差額が必要と考えるととてもお得な気分になりますよね!

 

続いて座席。

今回搭乗したボーイング787中距離路線機は"ANA BUSINESS CRADLE"

テーマは「心地よいシートで抱かれて、アジア各国へ。まるでゆりかご(CRADLE)のような、ゆとりの空間をあなたに。」

 

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まさにゆりかごのようなシートでした。

シートピッチは59インチ(約150センチ)。

その他、以下のような機能があります。

 

・上下移動可能なヘッドレスト
・12.1インチのタッチパネル式大型ワイドスクリーン
・4段階のフットレスト
・大型テーブル
・パーソナルライト

 

スクリーンは最前列のみ引き出し式になっており、10.6インチとなっています。

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また、足元は足を伸ばしても伸ばしてもまだ余裕がある!!!って感じでした(笑)

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www.ana.co.jp

 

おわりに

今日の記事はいかがでしたか?

今回、人生初のB787搭乗だった上に人生初ビジネスクラスを体験した筆者。

その貴重な体験、ビジネスクラスの魅力をこの記事によって皆さんにお伝えできていればなと思います。

このB787中距離路線仕様は、今月末まで中部国際空港に就航しています。

 

kinchanrjgg.hatenablog.jp

 残りの期間は短いものの、同じ体験がしたい!と思った方は今でも間に合うのでぜひ体験してきてくださいね。

今日はここまで^^

非常に長い記事となりましたが、お読みいただきありがとうございました!

 

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【千葉・成田】航空科学博物館

 

こんばんは^^

今日は先日訪れた航空科学博物館をご紹介したいと思います。

 

航空科学博物館って?

日本で最初の航空科学博物館として1989年(平成元年)8月1日に開館した千葉県成田市にある施設です。

成田国際空港RWY34Lエンド近くにあり、多くの家族連れや航空ファンに人気となっています

 

開館時間は通常10:00~17:00(入館受付締め切りは16:30)、8月中は9:00~17:00です。

休館日は毎週月曜日(月曜日が祝日の場合はその翌日)、年末12月29日から31日。

1階にあるミュージアム・ショップ(航空グッズの取り扱い)と、有料操縦体験装置(ゲームセンター等にあるコイン式の動く機械)は入場料無料で楽しめますが、その他の施設等は入館料が必要となります。

入館料は以下の通り。

大人...500円

中高生...300円

こども(4歳以上)...200円

団体(20人以上)...20%割引

その他割引等はこちらのページにてご確認ください。

http://www.aeromuseum.or.jp/gennmenn.htm

駐車場は無料。

自家用車300台分と団体バス10台分が用意されています。

また、航空科学博物館へはバスでも行くことができます。

成田空港からの路線バス

(1)南部線(南部工業団地行き)

成田空港第2旅客ターミナル(1階13番のりば)発

「南部物流バス停」下車、「プロロジスパーク成田3ビル」を背に信号を渡り、「IACT建物」を左に見て直進(徒歩約8分)。

(2)博物館線

成田空港(第1ターミナル1階30番のりば、第2ターミナル3階5番・14番のりば)発

航空科学博物館(博物館敷地内)下車

料金は大人210円、こども110円です。

支払いは現金のみ、ICカードは利用できないのでご注意ください。

時刻表はこちら。

http://www.aeromuseum.or.jp/bus.htm

 

JR成田駅からの路線バス

JR成田駅東口、JRバス乗り場より航空科学博物館行き(一部さくらの山経由)の路線バスにご乗車ください。

料金は大人530円、小児270円です。

時刻表はこちら。

平日 http://www.aeromuseum.or.jp/pdf/JR-BUS-TIME01.pdf

土日祝http://www.aeromuseum.or.jp/pdf/JR-BUS-TIME02.pdf

 
JR東京駅八重洲口からのアクセス(高速バス)

 
東京駅八重洲南口改札を出て右前方のJRハイウエイバス乗り場3番線より航空科学博物館行き、または多古台バスターミナル、匝瑳市役所行きにご乗車ください。

料金は大人1,680円、こども840円です。

ICカード利用の場合は大人1,600円、こども800円です。

時刻表はこちら。

http://www.aeromuseum.or.jp/pdf/KOUSOKU-BUS-TIME0720.pdf

 

(出典:http://www.aeromuseum.or.jp/access.htm)

 

航空科学博物館の撮影環境

航空科学博物館から撮影できるポイントは5階展望展示室です。

360°見渡すことのできる場所になっており、係の方による離着陸機の説明や成田空港にまつわる話が常時アナウンスされています。

環境としてはガラス越しとなるのであまり良いとは言えませんが、寒い日や暑い日には冷暖房が完備されているので重宝するかと。

せっかくなので航空科学博物館から撮影した写真をご紹介。

 

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2017/1/14
Registration: B-6102
Airline: Air China
Aircraft: Airbus A330-343X
Location: Tokyo Narita Int'l Airport - RJAA/NRT

エアチャイナのA330

着陸機の撮影は、窓ガラスによる反射を気にすると立ち位置によってはどうしても後追いになってしまいます。

 

 

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 2017/1/14
Registration: EI-EJP
Airline: Alitalia
Aircraft: Airbus A330-202
Location: Tokyo Narita Int'l Airport - RJAA/NRT

アリタリアA330

離陸機はラインナップ前の姿を横で捉えることができます。

奥に見えているのが滑走路です。

 

撮影できなくはないですが、個人的にはガラス越しという条件が少しネックなのであまり好めませんでした。

レンズはそこまで焦点距離がなくても大丈夫です。

着陸の画像が130mm、離陸の画像が205mmでした。(筆者のカメラはAPS-C)

 

航空科学博物館の目玉!!!B747-200 Section 41

航空科学博物館にひと際目立っているこちらの機体。

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Section 41と呼ばれるものです。

見ての通りB747のいわゆる頭部。

塗装は初飛行をした時と同じですが、実際の機体は初飛行した機体とは異なります。

機体のデータはこちら。

形式:ボーイング747-212B
シリアルナンバー:21942
ラインナンバー:471
初飛行:1980年9月11日
シンガポール航空 9V-SQQ 1980年9月25日~
ガルーダインドネシア航空 9V-SQQ 1993年4月10日~
ノースウエスト航空 N642NW 1996年7月11日~
アリゾナ州マラナ(整備保存) 2004年8月27日~
航空科学博物館:2011年~

上記の内容を見てわかる通り、シンガポール航空→ガルーダインドネシア航空→ノースウエスト航空の3社を渡り歩いた機体です。

引退後、マラナにて整備保存されていましたが航空科学博物館での展示に伴いセクション41を8つに切断して運んだそうです。

こちらの機体は無料で見られる範囲、入館料だけで見られる範囲、有料ツアーでしか見られない範囲が分かれています。

せっかくなのでそのすべてをご紹介。

有料ツアーは500円で参加することができます。

今回筆者は参加しませんでしたが、友人が参加したためそちらのお写真をお借りしました。

 
無料で見られる範囲

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先ほどもご紹介したこちらの写真。

こちらは航空科学博物館外の駐車場より撮影することができます。

外観のみであればこちらからが一番見やすいです。

 

入館料のみで見られる範囲

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ギアの目の前まで行くことができます。

タイヤとしては大きく感じるものの、B4としては思いのほか小さいと感じました。

 

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タキシング灯も目の前に!

 

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ギア収納ボックスの下に潜り込むことも可能。

よくドラマでここに閉じ込められてフライトする姿を思い出しました(笑)

実際やると凍死しますが。

 

有料ツアーで見られる範囲

ここからは、全て友人に提供していただいた画像にて紹介させていただきます。

(画像提供:なりくーさん TwitterID@unari747)

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セクション41に入るところから撮影された一枚。

ピトー管も目の前ですね。

 

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機内から撮影したドア部分。

通常の航空機とは異なり、むき出し状態です。

 

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航空機がいかに薄い素材でできているかがわかりますね。

 

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計器類もきれいに残っています。

ここで航空機関士がいろいろと行っていたそうです。

 

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操縦桿も当時の状態がきれいに残っています。

実際に握ることも可能だそうです。

 

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こちらが何かお判りでしょうか?

機体から旗を出す部分だそうです。

政府専用機天皇陛下がのられている機体の頭から国旗が掲げられているのをニュース等で見たことがある方も多いのではないでしょうか。

 

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コックピット部の計器。

アナログ式の計器がびっしりと並んでいます。

 

 

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スラストレバーもB747ならではの魅力が感じられますね。

 

 

最後に

今回の記事、いかがでしたか?

今回筆者は残念ながら撮影を優先したため滞在時間が短かったのですが、機会があればまたゆっくり行ってみたいと思います。

皆さんもぜひ、成田空港を訪れた際には立ち寄ってみて下さいね!

それでは^^

 

読者登録もお待ちしています!