【千葉・成田】航空科学博物館
こんばんは^^
今日は先日訪れた航空科学博物館をご紹介したいと思います。
航空科学博物館って?
日本で最初の航空科学博物館として1989年(平成元年)8月1日に開館した千葉県成田市にある施設です。
成田国際空港RWY34Lエンド近くにあり、多くの家族連れや航空ファンに人気となっています
開館時間は通常10:00~17:00(入館受付締め切りは16:30)、8月中は9:00~17:00です。
休館日は毎週月曜日(月曜日が祝日の場合はその翌日)、年末12月29日から31日。
1階にあるミュージアム・ショップ(航空グッズの取り扱い)と、有料操縦体験装置(ゲームセンター等にあるコイン式の動く機械)は入場料無料で楽しめますが、その他の施設等は入館料が必要となります。
入館料は以下の通り。
大人...500円
中高生...300円
こども(4歳以上)...200円
団体(20人以上)...20%割引
その他割引等はこちらのページにてご確認ください。
http://www.aeromuseum.or.jp/gennmenn.htm
駐車場は無料。
自家用車300台分と団体バス10台分が用意されています。
また、航空科学博物館へはバスでも行くことができます。
成田空港からの路線バス
(1)南部線(南部工業団地行き)
成田空港第2旅客ターミナル(1階13番のりば)発
「南部物流バス停」下車、「プロロジスパーク成田3ビル」を背に信号を渡り、「IACT建物」を左に見て直進(徒歩約8分)。
(2)博物館線
成田空港(第1ターミナル1階30番のりば、第2ターミナル3階5番・14番のりば)発
航空科学博物館(博物館敷地内)下車
料金は大人210円、こども110円です。
支払いは現金のみ、ICカードは利用できないのでご注意ください。
時刻表はこちら。
http://www.aeromuseum.or.jp/bus.htm
JR成田駅からの路線バス
JR成田駅東口、JRバス乗り場より航空科学博物館行き(一部さくらの山経由)の路線バスにご乗車ください。
料金は大人530円、小児270円です。
時刻表はこちら。
平日 http://www.aeromuseum.or.jp/pdf/JR-BUS-TIME01.pdf
土日祝http://www.aeromuseum.or.jp/pdf/JR-BUS-TIME02.pdf
JR東京駅八重洲口からのアクセス(高速バス)
東京駅八重洲南口改札を出て右前方のJRハイウエイバス乗り場3番線より航空科学博物館行き、または多古台バスターミナル、匝瑳市役所行きにご乗車ください。
料金は大人1,680円、こども840円です。
ICカード利用の場合は大人1,600円、こども800円です。
時刻表はこちら。
http://www.aeromuseum.or.jp/pdf/KOUSOKU-BUS-TIME0720.pdf
(出典:http://www.aeromuseum.or.jp/access.htm)
航空科学博物館の撮影環境
航空科学博物館から撮影できるポイントは5階展望展示室です。
360°見渡すことのできる場所になっており、係の方による離着陸機の説明や成田空港にまつわる話が常時アナウンスされています。
環境としてはガラス越しとなるのであまり良いとは言えませんが、寒い日や暑い日には冷暖房が完備されているので重宝するかと。
せっかくなので航空科学博物館から撮影した写真をご紹介。
2017/1/14
Registration: B-6102
Airline: Air China
Aircraft: Airbus A330-343X
Location: Tokyo Narita Int'l Airport - RJAA/NRT
エアチャイナのA330。
着陸機の撮影は、窓ガラスによる反射を気にすると立ち位置によってはどうしても後追いになってしまいます。
2017/1/14
Registration: EI-EJP
Airline: Alitalia
Aircraft: Airbus A330-202
Location: Tokyo Narita Int'l Airport - RJAA/NRT
離陸機はラインナップ前の姿を横で捉えることができます。
奥に見えているのが滑走路です。
撮影できなくはないですが、個人的にはガラス越しという条件が少しネックなのであまり好めませんでした。
レンズはそこまで焦点距離がなくても大丈夫です。
着陸の画像が130mm、離陸の画像が205mmでした。(筆者のカメラはAPS-C)
航空科学博物館の目玉!!!B747-200 Section 41
航空科学博物館にひと際目立っているこちらの機体。
Section 41と呼ばれるものです。
見ての通りB747のいわゆる頭部。
塗装は初飛行をした時と同じですが、実際の機体は初飛行した機体とは異なります。
機体のデータはこちら。
形式:ボーイング747-212B
シリアルナンバー:21942
ラインナンバー:471
初飛行:1980年9月11日
シンガポール航空 9V-SQQ 1980年9月25日~
ガルーダインドネシア航空 9V-SQQ 1993年4月10日~
ノースウエスト航空 N642NW 1996年7月11日~
アリゾナ州マラナ(整備保存) 2004年8月27日~
航空科学博物館:2011年~
上記の内容を見てわかる通り、シンガポール航空→ガルーダインドネシア航空→ノースウエスト航空の3社を渡り歩いた機体です。
引退後、マラナにて整備保存されていましたが航空科学博物館での展示に伴いセクション41を8つに切断して運んだそうです。
こちらの機体は無料で見られる範囲、入館料だけで見られる範囲、有料ツアーでしか見られない範囲が分かれています。
せっかくなのでそのすべてをご紹介。
有料ツアーは500円で参加することができます。
今回筆者は参加しませんでしたが、友人が参加したためそちらのお写真をお借りしました。
無料で見られる範囲
先ほどもご紹介したこちらの写真。
こちらは航空科学博物館外の駐車場より撮影することができます。
外観のみであればこちらからが一番見やすいです。
入館料のみで見られる範囲
ギアの目の前まで行くことができます。
タイヤとしては大きく感じるものの、B4としては思いのほか小さいと感じました。
タキシング灯も目の前に!
ギア収納ボックスの下に潜り込むことも可能。
よくドラマでここに閉じ込められてフライトする姿を思い出しました(笑)
実際やると凍死しますが。
有料ツアーで見られる範囲
ここからは、全て友人に提供していただいた画像にて紹介させていただきます。
(画像提供:なりくーさん TwitterID@unari747)
セクション41に入るところから撮影された一枚。
ピトー管も目の前ですね。
機内から撮影したドア部分。
通常の航空機とは異なり、むき出し状態です。
航空機がいかに薄い素材でできているかがわかりますね。
計器類もきれいに残っています。
ここで航空機関士がいろいろと行っていたそうです。
操縦桿も当時の状態がきれいに残っています。
実際に握ることも可能だそうです。
こちらが何かお判りでしょうか?
機体から旗を出す部分だそうです。
政府専用機や天皇陛下がのられている機体の頭から国旗が掲げられているのをニュース等で見たことがある方も多いのではないでしょうか。
コックピット部の計器。
アナログ式の計器がびっしりと並んでいます。
スラストレバーもB747ならではの魅力が感じられますね。
最後に
今回の記事、いかがでしたか?
今回筆者は残念ながら撮影を優先したため滞在時間が短かったのですが、機会があればまたゆっくり行ってみたいと思います。
皆さんもぜひ、成田空港を訪れた際には立ち寄ってみて下さいね!
それでは^^
読者登録もお待ちしています!