【NH339搭乗記】条件付き運航の中、ANAビジネスクラスを体験してきた
こんばんは^^
今日は成田空港訪問の復路便、NH339の搭乗記をお送りします!
以前の往路便搭乗記でお伝えしきれなかったビジネスクラスの魅力もご紹介。
往路便搭乗記はこちら。
条件付き運航の中、ANAビジネスクラスを体験してきた
条件付き運航
1/14。
その日は寒波の影響で珍しく愛知県でも一日中雪が降っていました。
名古屋を出発するときには「風強いけどこれくらいならさすがに夜までに雪が積もりそうもないし、帰ってこれないことはないだろう。」とよくわからない予想をしていた筆者。
成田到着後に運航予定の掲示を見るもその時点で何事もなく、安心して成田空港を楽しんでいました。
しかし昼前、一件のメールが。
そこにあった内容がこちら。
天候調査。
天候調査とは搭乗予定便の出発もしくは到着時刻に、悪天候(降雪、台風など)が予想されており、運航への影響を注視している状態です。
その後の運航については、最新の天候状況をもとに、航空機が安全に離着陸できるかを精査のうえ、その結果をメール・発着案内・空港アナウンスにて知らせてもらえます。
なお、天候調査の結果、条件付運航※(出発地への引き返し、他空港への着陸)や欠航になる可能性も。
※条件付運航となった場合、実際に目的地以外の空港へ着陸した割合は、過去条件付運航となった便全体に対し、 5%未満(通年)ですが、冬季は滑走路状態や除雪など、天候以外の要件も重なることから若干割合が高くなる傾向があります。
(参考:Q&A詳細)
このメールが来た時ちょっと不安になりましたが、まあ大丈夫だろうと自分に言い聞かせながら引き続き成田空港訪問を楽しんでいました。
日没前まで成田空港を楽しみ、第一ターミナルへ戻ることに。
その後、ANA ARRIVAL LOUNGEにて出発前のひと時を過ごそうと国内線エリアへと向かいました
(ANA ARRIVAL LOUNGEでの様子はこちら)
ラウンジに向かう途中、預け荷物があることを思い出した筆者。
時間ギリギリまでラウンジを満喫したかったため、先に荷物を預けることに。
その時、こんな掲示が...。
一便前のNH337が条件付き運航確定。
条件付き運航となった理由は風。
着陸できない場合は大阪伊丹もしくは関西国際空港へ向かうというものでした。
この時、「大阪伊丹か関西国際ならそこから電車、新幹線で愛知はすぐだから今日中には帰れるな」と思っていました。
その後ラウンジにて出発前のひと時を堪能。
そこで友人から「名古屋便に同行するよ。先月から黙ってたけど予約してた。」とサプライズ発表。
何かあったとしても心強いなと思い少し安心していました。
と、その時。
一件のメールが。
時間的に何やら嫌な予感がしていました。
その内容がこちら。
なんと条件付き運航が確定。
しかも、着陸できなかった場合の変更目的地が東京/羽田。
これには言葉が出ませんでした。
もし着陸できなければ羽田へDVT。
その後新幹線に乗っても愛知県には帰りつかない可能性が高い...。
出発ギリギリまで悩み続けました。
GPV天気予報や各天気予報アプリとにらめっこ。
どれも情報がばらついていて、どれを信じればいいのかわかりませんでした。
その時点で払い戻しをすれば新幹線で確実にその日中に帰れる。
自分が出した結果は条件付き運航で帰るということ。
危ない判断だとは思いましたが、新幹線で帰って後から「飛行機飛んだのに...」と後悔するか条件付きで搭乗して「新幹線に乗ってれば帰れてたのに...」と後悔するかどちらがいいか自分に問いただしたところ、選んだのは後者。
大人しく乗ることに決めました(笑)
座席変更
筆者は予約の時点で6Kを選択。
同行する友人は一席挟んで左の6Gでした。
あ、先ほどから"同行する友人"と言っていますが、実際は友人のスーパーフライヤーズ会員の特典に便乗していたので自分が同行者です(^^;
(どうでもいいことを失礼しました)
友人がカウンターにてどこか並びの空きがないか尋ねると、キャンセルした方が多かったからか1H,1Kの並びに変更していただけることに。
この変更時に、先ほどお伝えした条件付き運航で万が一羽田に降りた時の対応を聞きました。
そこで得られた回答は、
「おそらく再トライ(羽田着陸後に再び中部国際空港に向けて出発)は厳しいかと思われます。再トライしなかった場合、天候による欠航ですが自社責任ということで地上交通を手配させていただきます。」
とのことでした。
これを聞き、万が一の場合でもなんとかなることがわかりました。
搭乗
保安検査場は全く混んでいましたが、せっかくなのでPriority Lane(優先レーン)を利用してみることに。
正直なことを言うと、一般レーンには人が全く並んでおらず、むしろPriority Laneのが自分たちの後ろに2,3人並んでいました(笑)
帰りも保安検査証を渡されました。
今回は条件運航の案内付き。
保安検査を通過し、エスカレーターにて下に降りると搭乗口へと到着。
他の空港に比べるとこじんまりとした感じでした。
さて、搭乗。
今回筆者が出発したのはD搭乗口でした。
成田空港第一ターミナルの国内線はANA,IBEX,Peachの三社が乗り入れ。
A~Hまでの8つの搭乗口があります。
そのうちA~Gまではバスでの搭乗。
Hのみ通常のPBB式となっています。
ちなみにH搭乗口=国際線57番搭乗口です。
そして往路同様、ご搭乗案内。
バスでの搭乗。
バスには便名が表示されていました。
バスに揺られること数分。
たどり着いた先は421番スポット。
沖止め状態のいわゆるオープンスポットです。
せっかくなので搭乗前に友人と記念撮影。
屋根付きのタラップを昇っての搭乗となりました。
フライト
RWY34Lより離陸。
離陸時に風の影響で若干揺れがありました。
成田空港を離陸後はまっすぐ上昇し、霞ケ浦上空で右旋回。
東京湾上空経由で愛知県へ向かうといったルートです。
上昇時、推進力と重力がカーテンによってわかりました(笑)
しばらくするとサービス開始。
筆者はANAオリジナルドリンク「香るかぼす」を往路に引き続き、再びいただくことに。
飲み終えるとCAさんから「よかったらおかわりはいかがですか?」と言われたのでコンソメスープをいただくことに。
おかわりを待っている間、別のCAさんからも同様のご提案が。
こういったサービスの積極性に魅力を感じました。
その後、機長によるアナウンス。
順調にいけば定刻に着陸、しかし羽田引き返しの可能性も十分あるという内容でした。
その後は順調にフライト。
CAさんから記念撮影のご提案をいただき、撮影してもらうことに。
ドリンクサービスに引き続き、細かな配慮をしてくださって感激でした。
しばらくするとシートベルトサインが点灯。
降下も順調でした。
しかし、ファイナルアプローチ時に突風が。
結構機体が風に煽られていました。
ビクビクしていたものの無事に着陸。
悪天候による遅延があるどころか若干の早着でした。
到着後、CAさんに預けていたフライトログを返却していただきました。
その後、「今日はボーイング787へのご搭乗ありがとうございました!」と大量にポストカードをいただくことができました。
また、「お子様向けですがよければ...。」とおもちゃをいただくことに。
なんだかんだいってこういったおもちゃも嬉しいですよね!
ビジネスクラスの魅力
さて、最後にビジネスクラスの魅力をお伝えしたいと思います!
まずは、ビジネスクラスに無課金で乗れたことにどれほどの価値があるのか。
同型機が投入されている成田-プノンペン間で比較してみたいと思います。
成田-プノンペン間のエコノミークラスは214,810円
なんとその差は86,000円!!!
今回搭乗した中部-成田間では、ビジネスクラスはあくまでも普通席としての開放。
国際線のような機内食サービスやラウンジサービスはついていませんが、通常座るためにはここまでの差額が必要と考えるととてもお得な気分になりますよね!
続いて座席。
今回搭乗したボーイング787中距離路線機は"ANA BUSINESS CRADLE"
テーマは「心地よいシートで抱かれて、アジア各国へ。まるでゆりかご(CRADLE)のような、ゆとりの空間をあなたに。」
まさにゆりかごのようなシートでした。
シートピッチは59インチ(約150センチ)。
その他、以下のような機能があります。
・上下移動可能なヘッドレスト
・12.1インチのタッチパネル式大型ワイドスクリーン
・4段階のフットレスト
・大型テーブル
・パーソナルライト
スクリーンは最前列のみ引き出し式になっており、10.6インチとなっています。
また、足元は足を伸ばしても伸ばしてもまだ余裕がある!!!って感じでした(笑)
おわりに
今日の記事はいかがでしたか?
今回、人生初のB787搭乗だった上に人生初ビジネスクラスを体験した筆者。
その貴重な体験、ビジネスクラスの魅力をこの記事によって皆さんにお伝えできていればなと思います。
このB787中距離路線仕様は、今月末まで中部国際空港に就航しています。
残りの期間は短いものの、同じ体験がしたい!と思った方は今でも間に合うのでぜひ体験してきてくださいね。
今日はここまで^^
非常に長い記事となりましたが、お読みいただきありがとうございました!
読者登録もお待ちしています!