【中国】COMAC社、C919初飛行成功
こんばんは^^
今日は、午後初飛行を無事成功させたCOMAC社のC919についてご紹介したいと思います。
COMAC社、C919初飛行成功
概要
中国商用飛機有限責任公司(COMAC/Commercial Aircraft Corporation of China)は今日、新型ナローボディー機であるC919の初飛行に成功しました。
同機は上海浦東国際空港より14時1分に離陸、その後15時19分に着陸。
約80分の初飛行となりました。
機長はA320やARJ21で1万飛行時間超を経験する蔡俊氏、副機長席には吴鑫氏が座り、サポート要員、エンジニアを含め5名が乗務したそうです。
C919は国家の一大プロジェクトでもあり、当記事を執筆している22時30分過ぎでも浦東空港の発着遅延が目立っています。
C919について
C919はCOMAC社が生産・開発を行う中国の最新旅客機。
長期的にエアバスとボーイングによる複占を崩しエアバスA320neoシリーズとボーイング737MAXと競う位置づけですが、連邦航空局 (FAA) の型式認証を取得できておらず、実質国外で運行することが出来ないため国内専用の旅客機となっています。
先端部の製造が2009年9月2日に開始され、2015年11月2日ロールアウト、そして今日初飛行を迎えました。
形式名にも由来があり、Cは"China"、9は「永久」、19は「190席級」を意味しているそうです。
今回の試験飛行機にはCFMインターナショナルのLEAP-1Cエンジンが搭載されており、LEAPエンジンではエアバスのA320、ボーイングの737に続き、3機種目の搭載機の飛行となりました。
COMAC社について
COMAC社は複数の航空会社の民間航空機生産部門を再編して2008年5月11日に中国上海で設立された民間航空機製造会社。
同社は今回初飛行を行ったC919の他にARJ21やC929の生産・開発も行っており、そのうちARJ21は既に商業運航を開始しています。
(参考文献)
COMAC、C919初号機で初飛行 上海・浦東を離陸し約80分 - Comac C919 | FlyTeam ニュース
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