【ANA】JA858A、整備入り
こんばんは^^
昨日、JA858Aが伊丹にて整備入りしたとの情報がありました。
ということで今日はJA858Aについて、いろんな面から見ていきたいと思います。
JA858Aについて
JA858AはANAのグループ会社であるANAウイングス が保有している機体です。
機種はBombardier DHC-8-402Q Dash 8。
座席数は74席ととても小柄な飛行機です。
詳しくはこちら。
この機体は2011年10月から運航を開始。
製造後、機体番号C-GKVDとしてフェリーフライトをし、到着後に現在のJA858Aとなりました。
余談ですが、Bombardier(ボンバルディア)はカナダのメーカーで、鉄道車両や航空機、スノーモビル等の車両製造から運行制御システム等の保安設備まで幅広く製造しています。
また、こちらの機体は通常の塗装と異なっているのがお分かりかと思います。
折角なのでJA858Aが纏っている特別塗装についても注目してみましょう。
特別塗装「エコボン」
JA858Aが纏っている塗装は「エコボン」という愛称で親しまれています。
「エコボン」が何の略かご存知の方はいるでしょうか?
エコボンの正式名称は「Eco Bon Voyage」
Bon Voyageとはフランス語で「良い旅を!」という意味です。
多くの方が「Eco Bombardier」だと思っていたりして。。。
ANAグループでは、2006年から「e-flight(イー・フライト)」というエコ・トライアル・フライトを実施しています。
その一環として2010年にエコボンが誕生しました。
Bombardier DHC-8-402Q Dash 8は、同等席数を保有する他のJET機と比べて以下のような環境性能があります。
・30~40%使用燃料(CO2排出量)が少ない
・約10デシベル 近隣騒音が少ない
このことから、e-flight「空の上から地球を考える」の実現に適した飛行機あるためエコボン対象機となりました。
また、エコボンは通常の塗装と比べてみると以下のような違いがあります。
・従来のブルーの2色がグリーンの2色カラー
・機体前方に「エコ・ファースト」マーク
・エンジン部分に「ECO Friendly Airline」(地球に優しいエアライン)の文字
実際に比べてみるとちゃんとエコを連想させるような塗装ですね。
当初、この塗装はJA856Aのみでしたが現在ではJA856A,JA857A,JA858Aの3機となっています。
JA858Aの今後
JA858Aの塗装が通常塗装に戻されるという噂もありますが、信憑性がどれほどなのかわからないため何とも言えません。
整備で塗装が通常塗装に戻るのか。
それともエコボン続行なのか。
筆者としては今後もエコボンとして頑張ってもらいたいです。
今回の記事、いかがでしたか?
今後も何か機体に関する動向があれば記事を執筆したいと思います。
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