【FW60便搭乗記】撤退間近のIBEX福岡=中部線に搭乗
福岡からの帰りは、2018年3月をもって路線撤退が発表されたIBEXエアラインズ福岡=中部線に搭乗。フライトの様子とともに、日本ではIBEXしか運航していないCRJ700の魅力をご紹介します。
【FW60便搭乗記】撤退間近のIBEX福岡=中部線に搭乗
ANAホームページにて予約
往路同様、ANAマイレージバンクにマイルを貯めるべく、ANAホームページにてIBEX版の予約を行いました。
座席の指定に関しては、CRJ700の特性上自由に選択できる座席がなかったためコールセンターに問い合わせをし、指定することができました。
チェックイン
チェックインはANAカウンターにて行います。通常、荷物の重さがそこまでなければ搭乗者1人の荷物として登録されますが、やはりCRJ700の特性上、預け荷物も1人1つでの登録となりました。IBEXでフライトを予定されている方はお気をつけください。
まさかの遅延!?
出発前、「保安検査あと何分で通れば良いんだろう…」と開いてみると、15分の遅延が確定していました。どうやら使用機到着遅れが理由でした。
遅延が確定するとその分保安検査締め切り時刻も伸びるので、空港内を少し満喫していました。
フライト前に腹ごしらえ
少しお腹が空いたなと感じ、せっかく15分の猶予を得たのを知ったのでフードコートにて福岡名物「博多うどん」をいただくことに。
博多うどんの特徴は、なんといってもコシの弱い麺。この柔らかさが病みつきになります。本当は福岡滞在中に「かろのうろん」さんに行きたかったのですが…^^;
名物の丸天うどん(税込500円)をいただきました。
こちらはお邪魔していませんが、最近できたばかりだという「ラーメン滑走路」という所謂ラーメンストリート。様々なラーメンのお店が連なっているそうで、次回福岡を訪れた際に時間があればぜひ行ってみたいと思います。
ようやく搭乗
フライトインフォメーションを見たところ、変更なく15分遅延とのこと。IBEX便はバスゲートとなるため、少し早めに保安検査場を通過しました。
搭乗口の42番ゲートでは、地上の方が既に準備を終えてスタンバイ済み。乗務員の都合により少し遅めに搭乗開始するとのアナウンスがありました。
せっかくなので最後の方に乗ることに。自身がほぼ最後の乗客でしたが、この時点で出発変更時刻の1分前である17:04でした。
5分ほどバスに揺られ、搭乗機に到着。機体番号はJA13RJでした。
タラップを登りきる直前のところから見た機体が非常に格好良かったです。日が沈んでいく様子も映えますね。
搭乗後、外を見てみると隣にはJACのサーブが駐機していました。未だにサンアーク塗装が残っているのもかなりのレアになってきましたね。
座席はあまりうまく撮れませんでしたが、このような感じ。
あいにく荷物入れが埋まっていたため、荷物を足元に置くことに。荷物を置いた状態で拳1.5個分のスペースがあり、荷物がなければもう少し早くなったなと考えると、苦しさを感じないシートピッチだなと思います。
中部国際空港へ向け出発
最終的にスポットを離れたのは、出発変更時刻約10分後の17:16。離陸前には先発機のJALが先に離陸し、その後一機着陸してからの出発となりました。
離陸時は、人生で1番スピード感を感じさせる滑走をしていました。本当に堪らなかったです。
さすがはCRJ700、非常に離陸が早かったです。
その後はゆったりとした上昇が続きました。
トイレ
いきなりですが、トイレをご紹介。CRJ700のトイレはどれくらいの狭さなのだろうと入ってみると…
身長176cmの筆者は頭が天井にぶつかりました。やはり狭いなと感じましたが、もっと狭いと想像していたのでこれはこれでありなのではと思いました。
トイレの目の前には、客室乗務員用のシートがありました。実際、離発着の際はこちらに着席されていました。
機内サービス
この日は全国的な寒波の影響か、非常に風が強く終始揺れるフライトとなりました。小刻みな揺れが続くだけでなく、少し落ちるような揺れも。
本当はコンソメスープを飲もうと考えていましたが、ちょうど目の前でサービスが一旦中断され、その後はアップルジュース・緑茶の冷たい飲み物のみの提供となりました。
筆者はアップルジュースを選択、とても美味しかったです。
機内でしか読めないCRJ200のコラム
機内では、引退したCRJ200のコラムを読むことができました。あいにく搭乗を果たすことはできませんでしたが、過去に撮影をした記憶が蘇ってきました。
中部国際空港へ到着
フライト中に日没し、暗くなった状態で中部国際空港へと到着。雪の予報がありましたが、運航に影響が出るほどではなかったようです。
到着したのは3番搭乗口。隣には引退が予定されているJTA Boeing B737-400型機のジンベイジェットが駐機していました。
降機時はPBBガントリーを使用
降機前、「降りる際、足元が非常に急となっているのでお気をつけください」とのアナウンスが。もしやと思いながら降りてみると…
「PBBガントリー」という特別な器具を使い、普段と同じようにPBB(パッセンジャーボーディングブリッジ:搭乗橋)を使用しての降機となりました。これには非常に感動しました。
ですが、PBBガントリーを使用しているためしっかりと機体にPBBがついておらず、ほとんど外にいるような寒さを感じました。
まとめ
路線撤退が予告されているからという理由で選んだ今回のフライト、CRJ700の知られざる魅力を知り、予想以上に楽しむことができました。
今後、福岡=中部線で利用することはできなくなりますが、他の路線等でぜひ利用してみたいと思います。
また、5月には新たに「むすび丸ジェット」が運航開始予定なので、そちらにもぜひ注目してみたいと思います。
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