KINCHANの Without lens cap

中部国際空港、県営名古屋空港を拠点に航空機等を追いかける高校生がお送りするひこーきブログ。飛行機、空港、航空会社等のネタを中心にたまに旅行記や雑学ネタ等も。はてなスターをつけていただけると励みになります。読者登録も大歓迎。随時相互リンク受け付けています。ご意見、ご要望、ご質問、ご提案などはお気軽にコメント又はメールへ。kinchanrjggrjna@yahoo.co.jp

【スクート】関空=ホノルル便搭乗記

こんにちは、たびたび寄稿させてもらってるガクトク for student Gucchieです。

今回は、就航したばかりの、スクート(Scoot)の以遠権路線、関西=ホノルル便に乗ってきましたので、その様子をご紹介したいと思います。

日本人に人気のリゾート地「ハワイ」が、LCCのおかげで身近になってきています!

 

【スクート】関空=ホノルル便搭乗記

f:id:forstudent:20180106135026j:plain

最新鋭のB787を使用

f:id:forstudent:20180106135107j:plain

スクートは、中長距離機材として、Boeing B787-8 ドリームライナーを使用しています。最新鋭の機体であり、今回搭乗した機体(9V-OFI)も2017年5月に登録されたということでした。B787を使用しているLCCは珍しく、ノルウェー・エアシャトルなど数えるほどしかありません。

この機体の特徴は、

・複合材料を用いていることから湿度を比較的高めにできる

・エンジン音が静か

どちらも、長距離便で乗るにはありがたい特徴ですよね。前者については、金属でできている飛行機は腐食の予防のため湿度は10%前後と非常に低くされていますが、B787では20%ほどまで上げれるようになっています。

後者は、最新鋭のエンジンを使用することと、花びら型のカウルを用いるなどの工夫で静かになっているようです。今回、Gucchieは、ちょうどエンジンの横あたりの席でしたが、ほんとに静かでしたね。化粧室の近くだったので、トイレの音のほうがよっぽど気になります。

シート

f:id:forstudent:20180106135247j:plain

座席はまずまず

f:id:forstudent:20180106135250j:plain

座席間隔はこんな感じ。それほど狭いと言うほどでもないですが、やはり長時間のフライトなので、快適ではないですよね。あと、このシートよくひざドンされます。

f:id:forstudent:20180106135444j:plain

機内もいたって普通ですね。また、座席も3-3-3と、B787機としては一般的な配列なので、幅も狭くありません。(JALのみ2-4-2)ですが、ほぼすべての航空会社が3-3-3で導入。

f:id:forstudent:20180106135510j:plain

しかし、座席の上がこんな感じで汚れていました残念。

f:id:forstudent:20180106135535j:plain

あと、アームレストにライトなどのスイッチがあります。呼び出しのボタンもあるので、間違って押してしまっている方が多くいらっしゃいました。

 

機内食

f:id:forstudent:20180106135615j:plain

機内食はちょっと高め

f:id:forstudent:20180106135648j:plain

機内誌はこんな感じで充実しています。

f:id:forstudent:20180106135610j:plain

機内食は、シンガポールドル表記。この路線専用のメニューが用意されているんですね。

f:id:forstudent:20180106140100j:plain

また、予約のみのセットもあるようですね。

機内でのアップグレード可能

f:id:forstudent:20180106140026j:plain

シートベルト着用サインの消灯後、アナウンスが、

160シンガポールドルで、スクートビズにアップグレードできます」

機内でこういうアナウンスは初めて聞きましたね。レガシーでも、チェックインのときにアップグレードすることはできますが。こういったところでも、稼げればLCCにとっても大きいですよね。日本円にして13400円ほどとけっこう現実的な額です。支払いはクレジットカードのみとのことでした。

帰りは10時間近いフライトなので、あいていればアップグレードするのもありかも。

Wi-Fi

f:id:forstudent:20180106140335j:plain

私は使っていませんが、機内Wi-Fiも有料で使うことができます。

就航地

f:id:forstudent:20180106140339j:plain

f:id:forstudent:20180106140344j:plain

機内誌では就航先も書いてありますが、親会社のシンガポール航空や同じバリューアライアンスのバニラエアなどの就航地も書いてあります。

往路TR700

f:id:forstudent:20180106140309j:plain

さて、ホノルルに向け出発です。12/29なので、多くの日本人が。

グランドサービスはJALが行っています。

また、韓国や中国の方も多くいましたね。

f:id:forstudent:20180106140259j:plain

また夜発の便ですが、朝日も見れました。

復路TR701

1/2に現地を出発するフライトです。こちらもほぼ満員。

f:id:forstudent:20180106140855j:plain

帰りのTR701便に関しては、基本省略しますが、気になった点を2つだけ。

まずこの便、日本人の機長でした。英語でのアナウンス、そして日本語でのコックピットからの案内がありました。特にこの便は、かなり気流が乱れていたところを飛んだようで大きく揺れましたが、そのときに日本語のアナウンスがあったことは、日本人の乗客にとってありがたかったのではないでしょうか。

f:id:forstudent:20180106140840j:plain

富士山が見える際には、機長からその案内もあり、ありがたかったです。どんな飛行経路を通るかも、教えてくれました。

そして、もうひとつ。トイレが使いにくかったです。

・フタが自重に耐えれず自動でしまってしまう

・トイレットペーパーホルダーが弱いのか、引っ張るとすぐにトイレットペーパーがとれてしまう

・トイレに座っていると30秒に1度くらい水が流れ、防風が吹いてしまいました

このように残念ポイントもありましたが、行き帰りともに、日本人客室乗務員がいるなど、サービスの良さも感じたフライトでした。

まとめ

年末の出国ラッシュの時期ということで、就航から5便目ということですが、ほぼ満席のようでした。家族連れが非常に多かったですね。LCCが家族連れには浸透しているんだろうなぁと感じます。また、女性のみのグループも多く、Gucchieの列9人のうち7人は女性でした。(Gucchieと小学生くらいの子だけ男性)

いろんな世代にLCCが広がっているようですが、わたしたち若い男性が少ないですね。みんなー旅行に行こうよ!

今回のホノルル往復の費用は、23400円!激安ですね。くわしくは、ガクトクのこちらの記事を御覧ください。

www.gakutoku.com