ZA001移動イベントレポート 写真多めで紹介!
こんにちは、ガクトク for student のGucchie です。
12月17日に行われましたボーイング787試験初号機 ZA001の移動イベントに行ってきましたので、写真多めでその様子をお伝えしたいと思います!
ZA001移動イベントレポート
まず、ZA001についてですが、御存知の通り、セントレアに長い間駐機されていました。
というのも、2015年6月22日に、
(2015.6.22 Gucchie撮影)
こんな感じで、セントレアに寄贈されました。機体の35%を製造する中部地区への感謝の意味があったのでしょう。
なお、試験2号機と3号機はアメリカで展示されています。1号機は普通アメリカでしょ…と思った方も多いかもですが、これはおそらく、2号機がANA塗装のため、ボーイング塗装の1号機をくれたのだと推察します。
怪しい雲がせまり、とっても寒い中、イベントの開始を待ちます。待っている間には、なんと雪もちらつきました。
さあ、ついに移動開始。多くのファンが見守る中、ゆっくりとZA001は進みます。
駐機しているドリームリフターとも最後の共演。
すこし寂しいような気もしますね。
ファンの目の前をゆっくりと通過。
そして、中間点で一時停止。参加者が機体の間近で見学できる時間がスタートします。
普段では近づけない距離から見れる機体に多くのファンが興味津々です。
Gucchie注目はエンジン。ちらっと、奥の明かりが見えますよね。腐食防止のために、エンジンは中身を抜いているそうです。
初飛行時の操縦士の名前がコックピットに刻まれています。
このかたのなかの誰かですが…
なんとランディ機長は、
・セントレアからのドリームリフター初便
・ZA001の初飛行
・セントレアへのZA001里帰りフライト
この全てでパイロットを務めたそうです…すごい。
雪がちらついたのがうそのように、晴れてきました。
機体周辺には、ANA中部空港の職員の方も多くいらっしゃり、記念撮影などに応じていました。
車輪のカバーってこんな複雑な形なんだぁ。
これは、なんだろう?試験機特有の構造?
垂直尾翼には、なにやら四角い跡が。圧電素子でも取り付けてたのかなぁ。(Gucchieは一応、理系の学部にいます…)
さあ、道路を渡り、移動再開です。
(昼ごはんを食べていたら、道路をすでに渡り終えていたという痛恨のミス)
移動中は、公道を封鎖しています。
どんどんとZA001は進んでいきます。
そんな中、ドリームリフターが出発準備を開始。煙を上げながらエンジン始動です。
後ろ姿もかっこいいですね。
多くの職員の方が、見守っています。
クリアランスが70cmしかないというところには、高所作業車からも職員の方の見守りが。
そんな職員のみなさんの素晴らしい技術でZA001は建物に無事入りました。
ZA001を展示する商業施設「FLIGHT OF DREAMS」は、2018年8月頃のオープンを予定しています。