【NH36搭乗記】非常口座席で伊丹から羽田へ
先日、伊丹発羽田行ANA36便に搭乗してきました。機材はボーイングB777-200(ER)、座席は非常口座席を選択しました。フライトの様子をレポートにてお伝えします!
【NH36搭乗記】非常口座席で伊丹から羽田へ
非常口座席を指定
2017年12月16日、筆者は大阪から東京へと向かうべく伊丹空港へとやってきました。
実はこの日、朝食を食べるためだけに一度伊丹空港へ来ていたのです...(笑)伊丹空港には行きつけの食堂があり、そこの卵かけご飯がお気に入りでして。
そんなことは置いといて、朝せっかく伊丹空港へ来たため座席を指定することに。
ANAでは前日の0時から座席開放という制度があり、割引運賃を利用していてもそれまでブロックされていた席を指定することが出来るというシステムがあります。しかし、非常口座席や足元の広い最前列座席は埋まった状態でした。せっかくならそういった席に座ってみたいものですよね。
ブロック状態が続いているのか、それとも既に埋まってしまったのかわからなかったため、カウンターへ行って聞いてみることにしました。
筆者:「すみません、今日の36便なんですけど、非常口座席や最前列などって空いていたりしますか?」
グランドスタッフ:「お調べいたしますね、少々お待ちください。」
筆者:「お手数をおかけします(-_-;)」
グランドスタッフ:「お待たせしました。18時発羽田行き36便をご予約のKINCHAN様(もちろん仮名)、17歳でお間違えないでしょうか?」
筆者:「はい、そうです。」
グランドスタッフ:「非常口座席の方が今現在全席空いていますのでそちらをお取りいたしますね。窓側でよろしかったですか?」
筆者:「はい!!!」
ということで、
非常口座席窓側の11A席を確保しました。</p
こちらがANAのB777-200のシートマップ。左側前方に11Aがあります。
フライト前に空港を満喫
朝伊丹空港へ行った後、別用があったため一旦離脱。その後15時ごろに伊丹空港へと戻ってきました。
非常にお腹が空いていた筆者。速攻で朝行ったばかりのオアシスへ行きました(笑)
その後カウンターにて荷物を預け、スターバックスでゆっくり過ごすことに。
ここではチェックインカウンター前の様子を眺めながら、設置されているコンセントを利用してケータイ等の充電をすることも可能です。ビジネスマンの方等はここでパソコンを開くこともできますね。空港ならではの景色は、意外と心を和ませてくれました。
最新型保安検査「Smart Lane」を利用
いよいよ出発の時間。保安検査場前へ行くと、ANAの代名詞ともいえる音楽「Another Sky」が流れていました。
今回の保安検査では、最新型保安検査の「Smart Lane」を利用してみることに。上の方に書かれた「国内線、日本初。待ち時間を短縮します。」というパワーワードにすごく惹かれた筆者ですが、誰も利用している人がいなかったので短縮されている実感は皆無でした...。
せっかくなのでこの「Smart Lane」について少しご紹介。「Smart Lane」には、4つの待ち時間を短縮するヒミツがあります。それは、
- 検査レーンの長さを現状の約7mから約14mに延長
- 保安検査までの待ち時間を約30%短縮
- 3名まで同時に準備でき、準備ができた方から順に検査に進むことができる
- お客様がトレイを持ち運ぶ必要がなく、より検査が容易に
実際に利用してみた感想でもご紹介しますかね(笑)
・検査レーンの長さを現状の約7mから約14mに延長
→確かにかごに荷物をいれて、金属検査をして、荷物を受け取るまでの距離がいつもより長かったです。荷物を入れるところが広かったので、同時に何人かが荷物を入れることが可能です。(3人可能な模様)
もちろん、恒例の保安検査証もここで受け取ります。保安検査を通過したらゲートへと向かいます!
ゲートへ向かう途中、知らない男の人に、
「お兄さん、ちょっとこっちおいで、何歳?」
と声をかけられました。「怖っ」と思いつつも、恒例のカード勧誘だと気づき「高校3年生です」と返答。「受験頑張ってね」と、フリクションボールノックをいただきました。という余談でした。
出発前に搭乗機を撮影
さて、10番ゲート付近へと到着した筆者。搭乗開始までしばらく時間がかかるとのことだったため、搭乗機の撮影をすることに。
写真のように、三脚を立てて撮影しました。ANAでは折りたたんだ状態で60cm以内であれば三脚の持ち込みが可能なので、出発前に三脚を使っての撮影が可能となりました。夜にガラス越しで撮影をすると反射するので、着ていたコートを不審者のように被りながら反射を抑えて撮影をしました。
そして撮影した写真がこちら。
即興での撮影だったので、クオリティはお許しを...。
出発!
10番搭乗口より機内へと乗り込みます。ANAは最近ヘッドホンの備え付けを中止し、イヤホン配布に変更となったので予めイヤホンを貰いました。
自分はエコノミークラスだったのですが、グランドの方の指示により前方から搭乗。後方の入り口から乗れば目の前が自分の席だったんですけどね...。プレミアムクラスを抜けて自席へと向かいました。
Now boarding! NH36 heading to Tokyo/Haneda. (@Go5_TSUBASA 風に/搭乗機材はB777-281(ER)、JA709Aでした) ※今年3回目のフライトとなりました #kinchantravel
— KINCHAN✈︎ (@kinchanrjgg) 2017年12月16日
お時間ある方、追跡お願いします^ ^ pic.twitter.com/q28keNXN6b
搭乗後はお決まりのツイートを。そしていつものごとく、ツイートした瞬間にセットスライドバー。
ここで問題発生。筆者は大事なことを忘れていたのです。それは...
非常口席って、客室乗務員の方と向かい合わせで座る通称"お見合いシート"ってやつなんですよね。恥ずかしがり屋の筆者はずっと窓の外を見つめていました。
外を覗くと、エンジンが横にありました。エンジンスタートの瞬間、個人的に大好きなPW4090というエンジンであることがわかり、テンションUP!!! PW4090が好きな方は結構いるのではないでしょうか?
タキシングの途中、知る人ぞ知る撮影ポイント「東水門」が見えました。普段ここから撮影をすると「飛行機でけぇ...」と感じるのですが、逆の立場になってみると「水門近けぇ...」って感じでした。
ここから以前撮影した写真がこんな感じです。
こちらは搭乗した機体と同型機のB777-281(ER)。写真でも近いことがわかるかと思いますが、現地へ行くと本当に半端ないです。
そして離陸。PW4090サウンドが堪らなかったです。
"伊丹カーブ"とも言われる離陸後の旋回を堪能しました。
その後はそこそこ揺れつつフライトを満喫。フライトタイムが短い上に乗客数が多いせいか、サービスは簡易化されていました。簡易化されてたとはいえ、飲み物を持ちながら何度も機内を歩き回る客室乗務員の方はかっこいいなと思いました。
気づいたころには着陸態勢。この日は房総半島を一周し、東京ディズニーリゾート横を通過、RWY22(B滑走路)へと着陸しました。
羽田空港に到着
この機体は到着後、20時発那覇行きNH479便となるため、すぐに出発準備が開始されていました。国内線なだけに慌ただしいですね。
余韻に浸りながらボケーっと歩いていると、預け荷物の受け取り場所へと到着。普段大阪から飛行機に乗ることはないので、というか今回が初めての大阪からのフライトだったので、「大阪」という文字がとても新鮮でした。
どうでもよいのですが、このレーンが大好きなのは僕だけでしょうか?(笑) 荷物が回っている様子を見ているだけでとても楽しかったです。
到着口から出て、せっかくなので展望デッキから自身が乗ってきた機体を撮影することに。しかしエスカレーターを上がってみると...
何やら多くの女性が出待ちをしていました。このことについては以前ご紹介しているのでぜひご覧ください。結構有名な方だったそうです。
さて、展望デッキへと到着。簡単に撮影をし、NH36便での旅を終えました。
長文にお付き合いいただきありがとうございました!次回は復路のNH339便成田発名古屋中部行のフライトレポートをお伝えします。