【セントレア】新ターミナルビル整備へ
こんばんは^^
今日は中部国際空港株式会社が3月31日にプレスリリース発表した新ターミナルの整備についてご紹介したいと思います。
セントレア、新ターミナルビル整備へ
概要
中部国際空港株式会社は先月31日、LCC向けの新ターミナルを整備するとプレスリリース発表しました。
新ターミナルビルは、利便性と機能性の追求、拡張性の確保、空港島南側に新たな賑わいを創出する 施設配置をコンセプトに計画しているとのこと。
LCCの急速な成長、訪日外国人の急増 ・今後の更なる航空需要の増加を見据え、施設容量、多様化する航空会社 のニーズなど様々な面から空港機能の強化を検討という2点より新たなターミナルビルの整備を決定したそうです。
延床面積は約40,000㎡、2階建て2棟構成(チェックイン棟、コンコース棟)、合計10スポットで計画しており、2019年度上期の運用開始を予定しています。
新ターミナルビルの特徴
利便性と機能性の追求
新ターミナルビルの特徴の一つ目は利便性と機能性の追求。
利便性の面においては、
・高い交通利便性
・内際一体で乗換しやすいターミナルビル
・わかりやすい旅客導線
の3つをコンセプトにしています。
また、機能性の面においては、
・シンプルな搭乗方式
・LCCのビジネスモデルに沿ったスポット配置
の2つをコンセプトにしています。
それでは1つずつご紹介していきましょう。
高い交通利便性を提供するにあたり、以下の図のような配置が計画されています。
立体駐車場に直結、バス乗降場をターミナルビル前面に確保、アクセスプラザから容易にアクセスと3つの工夫により高い交通利便性の提供が可能になりそうです。
また、新ターミナルは国内線・国際線を一体化することにより乗り継ぎがより簡単になる見通しです。
また、階層移動をなくすことで分かりやすい動線を実現することができます。
新ターミナルでは、PBB(パッセンジャーボーディングブリッジ)と呼ばれる搭乗橋の設置をせず、エプロンルーフによる徒歩搭乗を採用します。
エプロンルーフとは伸縮式乗降支援機材のことで、代表例としては県営名古屋空港が挙げられます。
また、スポット配置を航空機の自走出発・ 国際内線の容易な切り替えが可能な配置にすることで LCCのビジネスモデルに沿ったスポット配置を目指すそうです。
拡張性の確保
・大型機にも対応したマルチスポット
・将来エプロン用地の確保
・コンコース棟延伸による 固定スポットの増設
の3つをコンセプトに、拡張性の確保も計画しています。
マルチスポットとは、大・中型機の場合は1機、小型機であれば同時に2機が駐機できる仕様のスポットのことです。
新たな賑わいの創出
空港島南側に新たな賑わいを形成するため、
・FLIGHT OF DREAMSと直結
・愛知県国際展示場との「空中回廊」
・現ターミナルビルに近接
の3つをコンセプトにしています。
特に2018年夏に開業予定のボーイング787初号機を中心とした複合商業施設"FLIGHT OF DREAMS"との直結計画は、出発前のひと時を楽しむことができると期待されています。
旅の出発地・目的地として、多様な楽しみ 方、過ごし方を選べる「新たなゲートウエイ」として、新ターミナルは中部国際空港にとってなくてはならない存在となることでしょう。
今後のスケジュール
今後のスケジュールは以下の予定となります。
今後、臨時駐車場や飛行機の見える丘等のエリアに影響が出ることが懸念されるので十分ご注意ください。
詳しくは中部国際空港株式会社及び中部国際空港セントレアの情報を参考にしてください。
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